感染症の勉強会
このところ、眼科の小勉強会があちらこちらで開かれます。緑内障 網膜疾患が主体ですが、割とどこでもおなじみのテーマが繰り返し取り上げられることが多く、やや斬新さに欠ける感は否めません。そのなか先日は感染症の会で、何枚かの病変のスライドが提示され、病名 治療法 薬品は抗生剤がいいか、
ひと休み
2007年ある冬の朝 ワシントンDCの地下鉄の駅構内で、ジーンズにTシャツ 野球帽をかぶった男性が、バイオリンを弾き始めました。演奏する彼の前を多くの人は、忙しく通り過ぎて行き、立ち止まって聞く人は殆どいません。演奏中彼は一人で弾き続けるのです。残念なことに、彼は有名なバイオリニ
五感について
ヘレン・ケラーのことは、ご存知の方も多いでしょうが、視覚と聴覚が不自由でした。彼女が、嗅覚についてこのように述べているのを読みました。「匂いは私を何千マイルも離れた遠い地に運んでくれたり、これまで生きた全ての年月を越えて、タイムスリップさせてくれる強力な魔法使い」嗅覚は他の感覚と
六甲山ドライブ
久しぶりに六甲山頂のオーベルジュに行きました。母ともよく行った思い出の店です。車に温度計がついているので、気温を確認すると出発のときには、32℃だったのが、自宅から約30分ほどですが27℃と下がっています。セミの声も自宅近辺は、ミンミンとちょっとうるさいアブラゼミですが、ティティ
前沢先生の外来
昨日は月に一度の前沢先生の外来日でした。前にも書きましたが、夏休みの土曜日ということもあって、外来は子どもたちで賑わっています。そして子供のみならず、お母さんの朗らかな笑い声がお隣から聞こえてきます。怖い思いをしなくていいので、子どもたちも大きな声で先生とお話しています。そういう
2017年 納涼会
昨日は眼科スタッフとの納涼食事会。猛暑ということもあり、そして出直すのが億劫という声もあり、午前診が終了後伊丹でのランチということになりました。スタッフの高校時代の友人のご両親が経営されている創作和食料理屋さん。有名店です。日本酒とともに食べたい料理でしたが、真っ昼間で気後れした
夕焼け
昨日伊丹からの帰宅途中に、美しい夕焼けを見ました。西に向かって帰るドライブ中です。日が長いこの季節は、7時までの診察後でも、夕焼けに間に合うことがあります。梅雨時の今頃は、運が良ければ、時々こういう赤色のかった幻想的な夕焼けを見ることができるのが楽しみです。朝と夕方は、太陽の高度
デュシェンヌスマイル
デュシェンヌスマイルという言葉をご存知でしょうか?フランスの精神科医のデュシェンヌが発見した 本物の笑顔 といわれる表情です。スマイルの中でも、目の周りがくしゃくしゃになって、シワが寄り、口角が上がる 日本語の表現では、満面の笑みというのが近いかもしれません。神経学者は、このよう
那智黒
先日手術室で、那智黒のお話をしているのを小耳にはさみました。那智黒という飴を御存知でしょうか?最近は、あまり見かけなくなったように思いますが、真っ黒の丸い飴です。那智は南紀勝浦、鯨で有名な太地あたりの関西では有名な観光地です。先週末、用があってまさにその地を運転していましたら、那
竹について
私は知らなかったのですが、竹というのは、非常に珍しい、決まったパターンで成長をするのだそうです。竹の種が発芽するのに5年かかるそうですが、一度芽が出るとたった6週間で最高の高さになるそうです。約30メートルにもなるということですから、すごい。土の中にいる5年間は、誰の目にも止まら