2025年 春の花粉症 総括
そろそろ5月も終わり、今年の花粉症の総括を日本気象協会が発表していました。 それによりますと、大阪市の4/15までのスギ・ヒノキの花粉飛散量は、例年の2.3倍 昨年(2024)に比べると、5.1倍 と非常に多くなったようです。 また最近10年では、最も多かったとのことですから、概
アレジオンクリームの評判
先日アレジオンクリームの評価について、このブログで書きましたが、そのあとアレジオンクリームの講演を、ウエブで聴く機会がありました。 30分ほどの気楽な講演でしたが、その先生は大絶賛でした。 例えば、点眼が苦手な子供たちや、多くの点眼を使っている緑内障患者さんなどには好評。またやは
抗アレルギー点眼薬のアンケート調査
そろそろ春の花粉症の最盛期が終わろうとしています。 春の代表的花粉症である、スギ・ヒノキ花粉症は、ようやく終盤ということで、参天製薬がアレルギー性結膜炎の患者さんを対象に行ったアンケート調査の結果が送られてきました。 私が一番知りたかったのは、今年初めて処方したアレジオンクリーム
アレジオンクリームの使い方
アレジオンクリームについての説明は、すでにこのブログで書いたことがあります。 花粉症が始まっている方も増えている印象で、クリーム製剤のこの薬を名指しで希望する患者さんもでてきています。 その際に、使い方を文章や口頭で説明するよりも、動画の方がわかりやすい と思っていました。 すで
2025花粉症(第3報)
日本気象協会の花粉症情報は、以前このブログでも書いた第2報以降、まだ更新はありませんが、民間気象情報会社のウエザーニューズが、1/15に3回目の花粉症予想を発表しましたので、ご紹介します。 既に、外来で日によって花粉を感じるという患者さんがいましたが、少し早いのではないかと思って
2025年花粉症 第2報
日本気象協会が来春の花粉症予報の第2報を発表しました。 残念ながら9/26発表の第1報とほとんど変化はなく、特に近畿地方は過去10年間の平年比も昨年比も、飛散量は非常に多い となっていました。 宮の前眼科のある近畿地方についてですが、飛び始めについては、ほぼ平年並みの2月中旬。
アレジオン眼瞼クリーム0.5%
来年の春の花粉症は、平年に比べ強めと予想されていますが、今年の5月に新発売されたアレジオンクリーム0.5%が助けとなるか 書いてみたいと思います。 今までのアレジオン点眼薬と大きく違う点は、薬を使う回数が1日1回でいい点。そして点眼薬ではなく、クリーム状でまぶたに塗り込むタイプで
アレジオンLXの後発品 参天製薬より発売
眼科の先発メーカーである参天製薬から、アレジオンLXの後発品 エピナスチン塩酸塩LX SECが近々発売されます。 アレジオン点眼も同様の後発品 エピナスチン塩酸塩SECを2021年に発売していますから、約3年ぶりということです。 時々自社製品の後発品を、同じ会社(関連会社)が発売
花粉症2025 予想(10/1)近畿地方を含む西日本平年比200%以上
関西地方にお住いの花粉症の方には、悲報ですが、来春の花粉症予想は、前年を大きく上回る予想となっています。 2024年春の花粉飛散が、近畿地方特に京阪神エリアでは、平年の半分程度だったため、前年比では400%超、平年比で200%超 となっています。 平年というのは、過去10年(20
アレルギー検査 採血式39項目 簡易式8項目
秋のアレルギーといえば、キク科のブタクサやヨモギが主体となる時期ですが、今年は秋のアレルギーが早めに始まったようです。 患者さんを診ていてもそう思いますが、昨日検査キットの会社の方がそう教えてくれました。気温が高かったからだそうですが、今回はその検査キットのお話です。 簡易の検査