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白内障・網膜硝子体・緑内障・涙道・斜視の日帰り手術専門クリニック
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2025年 春の花粉症 総括 | 伊丹市の眼科|宮の前眼科|白内障手術・硝子体手術・斜視手術

2025年 春の花粉症 総括

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2025/05/29担当:山本 洋子
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そろそろ5月も終わり、今年の花粉症の総括を日本気象協会が発表していました。

 

それによりますと、大阪市の4/15までのスギ・ヒノキの花粉飛散量は、例年の2.3倍 昨年(2024)に比べると、5.1倍 と非常に多くなったようです。

 

また最近10年では、最も多かったとのことですから、概ね予想どおりだったようです。

 

一方東京都千代田区は、過去3年の累計飛散量を比較すると、2024年 2023年と比べると、飛散量の増加ペースは遅く、今年の総括としては、例年値の75%位と予想値よりは低かったようです。

 

理由としては、花粉の飛散のピークの時期に、まとまった雨の日が多かったことや、雪の日もあったこと等が影響したようです。

 

東京では3月上旬から4月上旬にかけて、日降水量が10mm以上となった日数が、10日と平年の2倍近くあったそうです。

 

宮の前眼科のある伊丹市は、兵庫県ではありますが、すぐお隣が豊中市ですから、大阪に近く、やはり花粉症の患者さんは例年よりは多かったように感じます。

 

6月に入ると、今度は梅雨の雨情報が気になりますが、沖縄の梅雨入りは遅かったですが、近畿地方は例年どおり6月上旬ごろとの予想になっていました。

 

梅雨の時期も、ハウスダストが増加するため、アレルギー症状の患者さんが多い印象です。

 

梅雨時は、湿度60%以上 気温25~30℃前後とダニの生育に最適な環境ですし、カビの発生も増えます。

 

しかも雨のために換気がしにくくなるので、ハウスダストの滞留が起きやすくなるので、どうしてもアレルギーが起きやすい条件が揃ってしまいます。

 

最近はエアコンのドライを多用する人もいるようですが、私はドライは寒く感じるので、あまり好きではありません。

 

暖房か冷房だと肌感覚になじむのですが、梅雨時の中途半端な時期のドライは寒い気がします。

 

でもハウスダスト対策としては有用なのでしょう。

 

梅雨が終わると、夏休み 海 旅行 とウキウキすることが多い人もいるでしょうが、台風 高温 熱中症 とまた厳しい環境がやってくると、不安顔の患者さんの方がもっと多い気がします。

 

でも1日1回 は無理でもせめて1週間に1回ぐらいは、楽しみを作って、この夏を何とか乗り越えてほしいな と患者さんにも、うちのスタッフにも願っています。