兵庫県伊丹市宮ノ前1丁目4-8 みやのまち3号館1階
白内障・網膜硝子体・緑内障・涙道・斜視の日帰り手術専門クリニック
診療曜日・時間
午前9時~12時
午後13時~
午後15時~19時

手術 ※日,祝,土曜日午後は休診となります。

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糖尿病 | カテゴリー | ブログ | 伊丹市の眼科|宮の前眼科|白内障手術・硝子体手術・斜視手術

当院の医師達が目に関するお役立ち情報や新着情報を発信しています。

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糖尿病の遺伝リスクを打ち消せる運動習慣

2023/07/06担当 : 山本 洋子
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糖尿病ネットワークという医療者と患者さん双方が読むことができるサイトがあります。 その6/14の記事で、2型糖尿病の遺伝的素養がある人も運動習慣を開始することで、発症リスクを下げることができるという記述を見つけました。 私自身、母がインシュリンが必要な糖尿病だったこともあり、糖尿


糖尿病性網膜症の増減

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糖尿病性網膜症は視覚障害原因疾患の、2位だったり3位だったりするので、正式なデータを探したのですが、私が調べた限り、最新の厚労省発表といったものはありませんでした。 2018年のデータが良く引用されますが、2018年9月の岡山大学眼科学教室発のプレスリリースによりますと、同大学が


高齢者糖尿病の食事療法 サルコペニア・フレイル

2022/10/20担当 : 山本 洋子
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糖尿病患者さんは、最低年に1回はお会いする機会があります。 眼底検査を受けておいで、と内科の先生から言われたとしぶしぶ来られる方も未だに多いですが、最近はよく勉強されていて、初診の方でも最初から眼底検査を希望している方もおられます。 ただ初診の方は、狭隅角の場合散瞳すると急性緑内


スマートウオッチで血糖測定できる日は・・・近くないらしい

2022/09/11担当 : 山本 洋子
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以前にもウエアラブルデバイスについて書いたことがあります。 スマートウオッチに既についている機能には、睡眠測定として、いびきの検出 レム睡眠や深い睡眠等の4つの睡眠段階を記録や分析。 心拍数や体脂肪率 骨格筋量 心電計として不整脈の発見。 歩数 消費カロリー 運動の記録。 自分の


糖尿病による黄斑浮腫と腎機能障害

2022/05/19担当 : 山本 洋子
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このタイトルは、福井大学眼科の高村先生の投稿をそのままパクったものです。 糖尿病は病気そのものより、合併症が心配というのはよく聞かされることです。 眼科における網膜症と腎臓の機能障害のための血液透析との関係について、考察された論文です。 日本を含めアジアでは、糖尿病性腎臓病の有病


針のない血糖測定器

2022/03/24担当 : 山本 洋子
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インシュリンを使用している人のみならず、健康管理の一環として自分の随時血糖値を知りたいという人は多いようです。 かくいう私も、今のところ糖尿病は発症していませんが、母が苦労して糖尿病とお付き合いしているのを見ていましたから、年に一回の人間ドックのチェックだけでは物足りない気がして


血糖測定の最先端

2021/11/21担当 : 山本 洋子
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糖尿病性網膜症の定期検査で来院している患者さんに、針を刺さずに連続的に血糖値をいつでも測れる装置について教えて頂いことを、以前このブログでも書いたことがあります。 日本において、現時点で最先端を行っている装置で、上腕や腹部に極細の針がついているシールを貼ることによって、自動的に血


世界糖尿病デイ 2021

2021/11/11担当 : 山本 洋子
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毎年11/14日は、インシュリンを発見したフレデリック・バンディング先生の誕生日ですが、その日に世界の糖尿病デイが開催され、現在も世界中で増え続けている糖尿病に対しての啓蒙活動が行われます。 今年は特にインシュリン発見から100年目の記念すべき年で、世界糖尿病デイのシンボルである


糖尿病と目

2021/04/08担当 : 山本 洋子
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この1か月の間に、別件で眼底検査をしたところ、初期の糖尿病性網膜症と思われる患者さんが複数いました。 小さな毛細血管の瘤(毛細血管瘤)が点在していたり、白い点状の固まり(硬性白斑)がところどころ見られたり、というところから始まり、眼底が見られないぐらい硝子体出血におおわれ、網膜が


糖尿病治療中の低血糖

2020/12/17担当 : 山本 洋子
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糖尿病と眼科はとても密接な関係にあります。 網膜症と糖尿病の重症度は必ずしも正比例の関係ではありませんが、コントロールが良いに越したことはありません。 ですから少なくとも網膜症を発症している患者さんであれば、眼科医といえど内科治療の状況は気になります。 特に私は、母が糖尿病で苦労