高齢者糖尿病の食事療法 サルコペニア・フレイル
糖尿病患者さんは、最低年に1回はお会いする機会があります。 眼底検査を受けておいで、と内科の先生から言われたとしぶしぶ来られる方も未だに多いですが、最近はよく勉強されていて、初診の方でも最初から眼底検査を希望している方もおられます。 ただ初診の方は、狭隅角の場合散瞳すると急性緑内
スマートウオッチで血糖測定できる日は・・・近くないらしい
以前にもウエアラブルデバイスについて書いたことがあります。 スマートウオッチに既についている機能には、睡眠測定として、いびきの検出 レム睡眠や深い睡眠等の4つの睡眠段階を記録や分析。 心拍数や体脂肪率 骨格筋量 心電計として不整脈の発見。 歩数 消費カロリー 運動の記録。 自分の
糖尿病による黄斑浮腫と腎機能障害
このタイトルは、福井大学眼科の高村先生の投稿をそのままパクったものです。 糖尿病は病気そのものより、合併症が心配というのはよく聞かされることです。 眼科における網膜症と腎臓の機能障害のための血液透析との関係について、考察された論文です。 日本を含めアジアでは、糖尿病性腎臓病の有病
針のない血糖測定器
インシュリンを使用している人のみならず、健康管理の一環として自分の随時血糖値を知りたいという人は多いようです。 かくいう私も、今のところ糖尿病は発症していませんが、母が苦労して糖尿病とお付き合いしているのを見ていましたから、年に一回の人間ドックのチェックだけでは物足りない気がして
血糖測定の最先端
糖尿病性網膜症の定期検査で来院している患者さんに、針を刺さずに連続的に血糖値をいつでも測れる装置について教えて頂いことを、以前このブログでも書いたことがあります。 日本において、現時点で最先端を行っている装置で、上腕や腹部に極細の針がついているシールを貼ることによって、自動的に血
世界糖尿病デイ 2021
毎年11/14日は、インシュリンを発見したフレデリック・バンディング先生の誕生日ですが、その日に世界の糖尿病デイが開催され、現在も世界中で増え続けている糖尿病に対しての啓蒙活動が行われます。 今年は特にインシュリン発見から100年目の記念すべき年で、世界糖尿病デイのシンボルである
糖尿病と目
この1か月の間に、別件で眼底検査をしたところ、初期の糖尿病性網膜症と思われる患者さんが複数いました。 小さな毛細血管の瘤(毛細血管瘤)が点在していたり、白い点状の固まり(硬性白斑)がところどころ見られたり、というところから始まり、眼底が見られないぐらい硝子体出血におおわれ、網膜が
糖尿病治療中の低血糖
糖尿病と眼科はとても密接な関係にあります。 網膜症と糖尿病の重症度は必ずしも正比例の関係ではありませんが、コントロールが良いに越したことはありません。 ですから少なくとも網膜症を発症している患者さんであれば、眼科医といえど内科治療の状況は気になります。 特に私は、母が糖尿病で苦労
糖尿病の合併症-神経障害について
製薬メーカーから色々な綺麗なチラシを頂くことがあります。 字も大きく、暗い眼科の診察室でも読みやすいので、たまに眼科以外の話題を教わるのに、好都合です。今回は、糖尿病の神経障害について学びました。 糖尿病の3大合併症(網膜症 腎症 神経障害)の中でも、網膜症や腎症は無症状のうちに
糖尿病性網膜症
糖尿病と目は密接な関係があることは、もうとても有名な事実です。 本当に年々啓蒙活動や、ネット環境が進んだことにより、一昔前の患者さんより色々なことを患者さんはご存知です。 でもそれによって、病気の人が減ったかというとそうでもありません。 以前にも書いた話題ですが、コロナの影響で、