
姉の誕生日を祝して、久しぶりに河原町へ出かけました。
同じ関西でも、ひときわ気温の高い京都ですから、覚悟しておいでください とのメールをもらい、いざ川床フレンチへ。
鴨川沿いの川床は、さすが京都 江戸時代からの伝統ある納涼床 とのことですが、明治時代には、一時期衛生面や都市整備のために、禁止されていたそうです。
それが大正末~昭和初期には、料亭文化が流行し始めて、今のような形式になったそうです。
今のような形式とは、5月~9月頃の季節限定で、鴨川沿いの特に四条~五条の東側に設置されて、京都市の規制もしっかりあるようです。
私達が行ったフレンチ料理屋さんも、設置は5/1~10/15ということでした。
ただ私達が行ったのは真昼間で、カンカン照りですから、余程のもの好きの方でないと、外で食べる方はおられないようでした。
京都でフレンチというのは、ミスマッチな感じと思われるでしょうが、以前、兵庫県の竹田城の近くにある、古民家をリノベした宿に宿泊した際に食べたフレンチが、とても美味しかったので、その系列店に行ってみました。
パンフレットを見てみると、以前母と豊岡にある、古めかしい洋館のホテルに泊まったことがありますが、そこのレストランも同系列のフレンチだったようです。
洋風好きの母の好みに合ったようで、とてもいい宿だったと喜んでいたのを思い出しました。
車好きの姉は、河原町の駅近くの高島屋さんに、車を止めてやってきました。
私は河原町駅から歩いても7~8分でしたので、ぶらぶら歩きで行きましたが、体感的にも京都の熱気は、阪神間とは違う と感じました。
山に囲まれているので、何となく空気が通り抜けない というか、こもった熱が皮膚にまとわりつく感じ。
人も多い。
京都市民の方は、大変そうだなと思いました。
食事は期待通り美味しく、かつボリュームもあり、2時間ほど延々おしゃべりを楽しみ、もうお腹いっぱいだし、デザートも食べたから、帰ろうかということで、また阪急に乗って帰ってきました。
こういう時、相手に忖度せずにあっさり帰ってこられたのは、やはり姉妹だからと嬉しく思いました。