当院の医師達が目に関するお役立ち情報や新着情報を発信しています。
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一般的に、人間は視覚優位の生き物ということになっており、実際ほとんどの場面でそうだということは間違いないとは思います。 でもいつもそうだとは限らず、例えばあるエッセイで卓球選手が、高速の卓球の球は見ることよりも音を聞く方が、球の位置や状態の把握には優位性があると聞いたことがある
スマートウオッチでの血糖管理は大丈夫?
以前スマートリングについて書いたことがありますが、こういったウエアラブル端末を利用して健康管理を行っている方も多いと思います。 私の例で言うと、スマートリングを装用して眠ると、睡眠時間はもちろん レム睡眠の時刻・持続時間 浅い睡眠 深い睡眠それぞれの時刻・持続時間を教えてくれます
緑内障点眼薬と角膜表面の荒れ
タイトルの角膜表面の荒れという表現は、眼科医としては非医学的ではありますが、眼科用語ではOSD(眼表面疾患)と呼ばれるもののことです。 ただそのように書きますと、緑内障自体よりさらに悪性の病気のように勘違いが起き、点眼をやめてしまうという事態になるといけないので、このような表現を
ジェネリック医薬品について
緑内障点眼薬を処方する場合、複数点眼薬を使用することは珍しくありません。 大体1日1回点眼の薬と2回点眼の薬の組み合わせが多いのですが、1回点眼の薬は1本につき2.5㎖ 2回点眼の場合は5mlとなっており、1回点眼でも2回点眼でも、大体同じ頃合いになくなるようになっています。 た
ブラウンシチュー
以前は圧力鍋を使うシチューのお話を書いたような気がします。 過去ブログを確認していないので、もしかしたら今書こうとしているシチューのお話だったかもしれませんが、重複しているかもしれません。 もしそうでしたら、お許しいただきたいのですが、またまた簡単なお料理です。 今回は圧力鍋を使
緑内障治療の長期化について
2025年現在の日本における平均寿命は、男性79.78歳 女性87.52歳と長寿化しており、人生100年時代というのも大げさではない時代に、差し掛かっています。 緑内障は長期間の治療が必要な疾患ですから、今後も緑内障治療中の患者さんは増加することになりますが、その際以前と違う観点
2025花粉症(第3報)
日本気象協会の花粉症情報は、以前このブログでも書いた第2報以降、まだ更新はありませんが、民間気象情報会社のウエザーニューズが、1/15に3回目の花粉症予想を発表しましたので、ご紹介します。 既に、外来で日によって花粉を感じるという患者さんがいましたが、少し早いのではないかと思って
野宗先生の4月手術日変更について
少し先の日程変更ですが、野宗先生の月1回の土曜日の手術日は、原則第2土曜日ですが、4月は変更になります。今のところ2月 3月は予定通り第2土曜日の2/8 3/8です。 4/12(土)→4/19(土) 宜しくお願い致します。
バズワイヤーゲームで判断 外科医は器用?という記事を読んで
ちょっと面白い記事を読んでしまったので、今日はそのお話を書いてみます。 原典に当たる程ではないお話なので、面白話としてご紹介します。 そうはいっても、この話の出典は、BMJオンライン2024年12月20日号。BMJは、英国医師会のオフィシャル誌ですから、一応根も葉もある話と言って
2種類以上の点眼薬をさす場合、本当に5分以上あける必要があるか?
術後点眼や緑内障の患者さんは、複数の点眼薬をさす必要が有る場合がありますが、慣習的と言っていいほど5分間隔で と伝えていますが、これは根拠があることなのか疑問に思っていました。 なぜなら、その昔私が研修医だった時代には、日帰り手術は始まりつつありましたが、白内障といえど入院手術が