日帰り白内障手術と入院手術 どちらが多い?
こういった統計は、あまり古いと意味がなく、新しいものはないかなと探してみました。 そうすると、2022年10月に発表された、厚労省 保険局発の 医療費の適正化計画の見直しについて というまとめの文章をみつけました。 大雑把に行ってしまうと、後発医薬品の普及率や白内障手術の日帰り化
楽しみな仮想乗車
祭日の朝は、静か。 一日の時間経過は同じはずなのに、早朝の時はなぜかとても神聖で貴重で、過ぎていく速さもゆっくりな気がします。 若い時期にこの時間の存在を知ると、早起きは癖になると思うのですが、体内時計は生来のものなのか、自分に適した時間は人それぞれのようで、上の子は宵っ張り 下
音沙汰なし?
知らない間に、11月も中旬を過ぎ、もしかしたらもう年末が近いのでは、と少々慌ててしまいます。 そういえば、姉から連絡がなかったな とふと昨晩寝る前に思い出します。 といっても、もちろん緊急連絡を待っているわけでは無く、10月の私の誕生日には、うんと珍しく家電でお祝いを伝えてもらっ
糖尿病診療の現状 2022年10月
厚労省からの研究費補助金を受けた、糖尿病対策の推進に対する検討会 なるものの発表レポートが、2022年10月に発表されていました。 期待通りの結果が記されていました。 まず糖尿病人口の推移です。 患者と予備軍の人口を合計した人数を糖尿病人口と呼びますが、糖尿病患者数は、高齢化の影
白内障との付き合い方
昨今何とかフレイル という言葉を聞くことが多いです。 もともとは、日本老年医学会が2014年に提唱したのが始まりで、frality(虚弱)の日本語訳です。 単にフレイルといえば、下肢の筋力低下によって歩行速度が低下 それに伴って活動能力や移動能力が低下すること を指すようですが、
ウオーキング熱
筋力増強のための歩数について、最近このブログで書いたことがあります。 眼科のすぐお隣に最近はやりのチョコザップが新規オープンしましたが、時間貧乏の私には、そこへ行く時間ももったいない気がしてしまいます。 そこで、私は今まで車で行くのが当たり前だったところも、グーグルマップを調べて
日本人の年齢調整死亡率(ASMR)が上昇
国家における死亡率というのは、全人口に対する死亡者数の率ですが、高齢化国では、当然亡くなる方は増加します。 そのため、高齢化の影響を統計学的に取り除いた年齢調整死亡(ASMR)による分析がされています。 そのASMRは、日本では年々低下していたが、2021年は、2011年の東日本
冬休みのお知らせ
今年の年末年始のお休みのお知らせです。 12月25日(月)~1月3日(水) 冬期休暇とさせて頂きます。 少し先のことですが、よろしくお願い致します。
自分の白内障はどの程度なのか?
よく患者さんから聞かれることとして、自分は白内障にかかっているのか その程度はどの位なのか 手術が必要なのはいつ位か が挙げられます。 この話題については、かなりよくこのブログで取り上げてきたつもりです。 私の私見の場合もあれば、学会の知見や、厚労省の統計的なものなども書いてきま
牛乳を飲むほど骨折や死亡リスクが上がる?
この論文を投稿したのは、米国メリーランド大学のUruchi Mishra氏。2023年9月11日号の栄養学の雑誌に投稿されたそうです。 日本でも世界でも、牛乳はカルシウムが豊富で吸収されやすいので、骨折しないための対策には、乳糖不耐症の人でなければ、推奨するというのが常識といって