アベマTVでさわりの部分しか見ていないのですが、毎日3食卵かけごはんを、食べ続けている人をインタビューしていました。
そういう生活を3年間し続けているそうですが、その理由は何を食べようかと考える時間が無駄だし、調理や買い物をする時間やお金も無駄。
本当に面白いなと思います。人の考えは、千差万別で実際、今御世話になっている美容師さんも、同じようなことを言っていました。
朝はナポリタンスパゲティー 昼は食べず 夜は卵かけごはんに納豆を入れて毎日食べているとのこと。ランニングが趣味で、体を鍛えているというわりには、そういう食事でいいの?と聞いたことがありますが、それでいいそうです。
プロテインドリンクを飲んでいるので。
若い人に多いのかもしれませんが、以前の大学時代の知人も食べることに時間を費やすのは、時間の無駄だし、品が無い。と言い切った人がいたことを思い出します。
少数派だと思っていますが、食べる時間を削って勉強するのか、仕事をするのか わからないですが、人生の手軽で大きな楽しみを見失ってしまったのではないか と心配になります。
類は友を呼ぶ と言いますから同じ嗜好の人が集まっているのだと思いますが、私自身の友人には、そういう好みの人はあまりいない気がします。
一人暮らしの時のことはあまり覚えていませんが、確かに作り過ぎて持て余していたことはありましたが、食べるものが冷蔵庫に全くないということは無かった気がします。
でも当院でも、若い人ほど、調理はもちろん食事自体にあまり興味が無いような気がします。世代間ギャップなのかもしれません。
エネルギーも食料も自給率の低い日本では、将来はもしかしたらサプリが進化して、完全栄養のカプセルが発売されるなんてことがあるかもしれませんが、そうなっても、私は何とか自分の手で食事を作り続けたいと願っています。