
昨日参天製薬のMRさんがやってきたので、今回は能登半島の大雨で、製品の配給がまた延期なのではと心配しました。
ただ私が読んだ記事では、場所を移してでもコソプトミニについては、早期復旧を目指す と書かれていたので、それは無いと思ったり。
で、尋ねたところ、まだ具体的にいつから出荷できるとは言えないけれど、コソプトミニについては、近い将来 というめどがついた という朗報でした。
ミニを使う患者さんは、そこまで多くないにもかかわらず、一番の復旧という朗報を持ってきてくれたことは、とても嬉しかったです。
ただミニ製剤については、防腐剤アレルギーを想定していますが、コソプトの効果は確認できているからこそ、防腐剤フリーのコソプトミニが待たれているわけです。
ところが、実際は緑内障薬は多種類あり、またジェネリック医薬品は各社からでていて、ジェネリック医薬品は、主作用はもちろん先発品と同成分ですが、添加物は必ずしも先発品と同様ではありません。
ですから、今回のように数か月で解消できる見込みがたてば、何とか待てるとしても、もっと長期にわたる場合は、まず他のジェネリック薬品を試してみたり、緑内障薬の組み合わせを根本的に変更する必要もあると、思います。
薬効も、生身の人間ですから、効果の有無は短期間にはわかりません。
ただ主作用の効果はすぐわからなくても、副作用については、重大なものについては、速攻変更の必要に迫られます。
最近多い合剤については、片方の薬剤が使えない場合は、選択から外さないといけないので、多くの選択肢があるように見えて、使える範囲は大部狭まります。
MRさんの存在意義はどこにあるのだろうか と時に思うこともあるわけですが、こういう時には、状況を教えてもらったり、説明してもらったりすると、安心できると実感しました。