表題のアレジオン眼科薬というのは、ちょっと持って回った表現ですが、もうご存知の方も多いかと思いますが、点眼以外にもまぶたに塗るクリームが発売されているため、点眼と表現できないからです。
既に2年前の発売ですが、あまり周知されていないような気もします。
まず幼い子供に点眼する という行為は、なかなか大変でストレスだと思います。
たまに点眼が好きな子供さんもいますが、それは稀なことだと思います。
またご高齢で、点眼することが大変になってきた方には、一日一回だけぐるりと目の周りのまぶたに、一周優しく塗るだけでよい というのは、助かることのように思います。
点眼というのは、意外と大変だということを患者さんのお話を聞いていると思います。
顔を仰向けにするには、首をのけぞる体制が必要で、その体制を維持したまま、点眼瓶を手にして、目の中に命中させなくてはなりません。
瞼に塗ったお薬成分が、薄いまぶたの皮膚を通して、眼内に作用することを期待するのが、アレジオン眼瞼クリームですが、むしろ緑内障薬でこのようなクリームが作れたら、患者さんも助かるだろうな と思います。
そもそもこの眼瞼クリームが1回の塗布でいいというのも、眼内に入れるわけでは無いので、濃度が点眼薬より高いからです。
点眼薬は、4回点眼のアレジオンは0.05% 2回点眼の方は、0.1% そして眼瞼クリームは0.5%
そのまま正比例で効果が発揮できるとは限りませんが、患者さんの意見を聞いていると、お風呂上りに塗って、翌日まで点眼がいらないというのは、嬉しい という方は女性に多い気がします。
多分目の周りのお化粧の関係でしょう。
塗る際には、ケチらずしっかり特に鼻側の部分が塗り残しやすいので頑張って とお声がけすると、私はケチだから という患者さんがいて、爆笑してしまいましたが、かえって他の薬が必要になって、経費がかさむので、必要量は塗った方がいいです。
ただ1本で両眼に塗って1か月ぐらいもつ と聞いたのですが、1週間で使い切った方もいましたので、塗り過ぎにも注意です。
参天製薬には悪いですが、アレルギー症状が強い場合は、いくら濃度が濃くても、アレジオンという薬自体の限界もあるので、その際は、他の点眼薬の併用が必要になることもあります。




