当院の医師達が目に関するお役立ち情報や新着情報を発信しています。
home > ブログ疾患別よくある質問♯2 糖尿病網膜症の硝子体出血
Q 糖尿病網膜症の硝子体の出血は、自然に引くのを待つとしたらどのくらいの時間待てる(放置できる?)ものなのでしょうか?
黄斑前膜について〜Part 3
今回は前回までに引き続き黄斑前膜の手術についての説明です。手術は硝子体手術、すなわち目の中の硝子体を切除し、さらに先が非常に細い鑷子(極細のピンセットみたいな器具です)を使用して網膜をできるだけ傷つけないように黄斑に張り付いた膜をめくり取る手術を行います。眼科のあらゆる手術の中で
白内障手術にまつわるささやかなQ&A17
Q32 花粉症があり目がかゆくなります。術後に目をこするのではないかと心配です。 大丈夫です。術後の点眼薬の中には、消炎のために出す目薬がありますが、その薬はかゆみを抑える作用もありますから、目をこする心配はありません。 Q33 手術翌週に3日間の出張がありますが、どうしてもスケ
坪田先生
木曜日から久しぶりに大阪で、日本眼科学会が開催されています。今日もこのブログを書いたら出席しようと思います。今回も収穫は多々ありましたが、専門的すぎるので今日の話題はしばらくぶりにお会いした坪田先生のことを。ご自分のHPをおもちですが、ご機嫌に生きることをモットーとされる慶応眼科
白内障手術にまつわるささやかなQ&A16
Q30 手術を受ける決心がなかなかできず情けないです。 そのようなことで情けなくなる必要はありません。人によって決断するのにかかる時間は違いますし、状況も違います。なんでも初めて経験することは怖いものだと思います。ただそのまま放置せず、時々眼科を受診して急がなくてもよい状態である
多焦点レンズを用いた手術代の価格改定について
当院では多焦点レンズとして昨年2017年7月に国内で新発売されたテクニス シンフォニー オプティブルーを主に採用しています。従来の多焦点レンズに比べ、遠方視 近方視に加え中間距離も連続的に自然な見え方が期待できるレンズです。さらに今年2018年2月より角膜乱視の矯正が可能となるテ
黄斑前膜について〜Part 2
さて前回に引き続き黄斑前膜についての解説です。黄斑前膜は初期のものでは自覚症状はほとんどありません。進行しますと膜がぶ厚くなっていったり、膜が縮んで網膜にシワができていったり、さらには網膜を引っ張って網膜が腫れてくるなどしてゆきます。症状としては視力の低下や物がゆがんで見える、物
硝子体手術よくある質問♯15 液空気置換の目的
Q 硝子体手術の時に目の中に空気を入れる目的は何ですか?また入れた場合にしてはいけないことはありますか?
調節性内斜視
調節性内斜視とは、強い遠視が原因で目が内側に寄る内斜視で、2、3歳くらいから目立ってくることが多い斜視です。遠視の目は、通常の状態ではどこにもピントが合わないため、“調節”というピント合わせをして、ものを見ようとします。正常でも、近くを見るときに調節を行っており、目は少し内側に