当院の医師達が目に関するお役立ち情報や新着情報を発信しています。
home > ブログ低侵襲緑内障手術
昨日は、大阪で緑内障手術のアップデートの勉強会に参加しました。 眼科領域の中では、白内障手術は圧倒的に進歩を遂げ、器械も器具も人工レンズも洗練されていますし、今なお進歩を続けています。 一方緑内障は、眼圧を降下させるための点眼薬は進歩し選択肢も増え、組み合わせのバリエーションも豊
白内障手術について-術後点眼薬
白内障の手術後、3種類の点眼薬をさします。 抗生剤の点眼薬1種類と、抗炎症剤の点眼2種類です。 抗炎症剤は、ステロイド系と非ステロイド系の2種類ですが眼科において、それぞれの薬の役目が違います。 一般にステロイド薬は、手術はもちろん、自己免疫疾患やアレルギーなど、原因がはっきりし
結婚披露宴
皆様ご存知、当院の丸顔 色白 笑顔よしの受付嬢が、本日結婚式を執り行います。 本人に、ブログ掲載の同意を得ていないので詳細は省きますが、おめでとう!! 最近の若者は結婚に対する憧れが乏しいと巷ではささやかれていますが、うちの若手スタッフを見る限りそうでもなさそうです。 逐一結婚式
白内障手術について-両眼同時手術
日帰りでありながら両眼同時手術という例も、数の上では圧倒的に少ないながら、行っている施設もあります。 メリットとしては、通院回数が減らせるので超多忙な方や、手術室への入室自体が怖いという思いがある場合は一回で済ませられることが、メリットといえばメリットかもしれません。ただこれを書
緑内障について〜Part 2
さて今回は前回に続き緑内障の話をします。「眼圧が高くなると緑内障になるんですよね?」と患者さんからよく聞かれることがありますが、特に日本人では眼圧が正常値でも緑内障になってしまうケースがほとんどです。緑内障になると視野が狭くなったり視野が一部欠けてしまったりしますが、通常は両目が
アデノチェック
はやり目の話題は何回かこのブログでも書いていますが、この時に主たる原因となるのがアデノウイルスの感染です。 夏に多いプール熱と同じグループのウイルスですが、先日同じ日に2人の患者さんに検査をすることがありました。 はやり目の診断は、来院する時期(発症後から何日目か)によっても違い
ビーフクッパ
最近焼肉はあまり行ってないですが、クッパは家でよく作ります。 お米が好きということですね。 あまりに簡単なので、これが標準なのかどうか責任は持てませんが、私の作り方をご紹介します。 お鍋に対して多めのお水を沸騰させたら、薄切りのロース牛(牛肉がなければ豚肉でもいいですが、牛の方が
白内障手術について-術後の安静について
何回かお書きしたように思うのですが、わりとよく聞かれます。 安静というとベッドに入って休むというイメージを持ってしまうのですが、手術を受けたということは、非日常な事柄ですから、普段行きつけないところに行った時と同じような休養を取るというイメージでいいと思います。 つまり元気のある
白内障手術について-左右の目の手術を受けるタイミング
当院では、両眼同時手術は行っていません。 もし自分が受けるとしたらと考えたら、大丈夫と思っていたとしても、リスクは分散したいので、同時に受けたくないと思うからです。 ただし、進んだ認知症や精神疾患等のために、やむを得ず全身麻酔を行う必要がある場合は、麻酔をかけるリスクも考慮に入れ