当院の医師達が目に関するお役立ち情報や新着情報を発信しています。
home > ブログ白内障手術について-術後の視力
白内障手術を決める際には、術後どれ位視力が期待できるかを確認するために、眼底検査 OCT検査 必要に応じ視野検査 前眼部の検査等色々な術前検査を施行します。 もちろん大多数の方は白内障手術を受けることにより視力の改善が期待できるのですが、白内障以外の疾患がある場合、例え白内障手術
メンター
知り合いは多くても、真の親友の数というのは、ほんの一握りで1~3人が普通だそうです。 もちろん家族を除いてでしょうが、これには私も同意ができます。 親友も年齢が上がるにつれ、遠方にいる場合は、なかなか会うこともままならないわけですが、多分気持ちは繋がっていると思っています。 メン
緑内障治療薬アップデート2020
福井大学眼科学教室教授の稲谷 大先生の勉強会に参加してきました。 緑内障薬はどんどん新しい薬がでてきています。 2種類の薬が一つの器に収まっている配合点眼薬も増えましたし、作用機序の全く異なる点眼薬も出てきています。 手術も侵襲の少ない方法や器具がでてきているものの、やはりいきな
2月・3月の外来予定について
2/14(金) 午前診 山本 午後診 前沢先生 3月のみ前沢先生のご都合で、 3/13(金) 午前診 前沢先生 午後診 山本 3/19(木) 鄭先生 休診 3/14(土)→3/28(土) 野宗先生 涙道・眼瞼手術 以上よろしくお願い致
白内障手術について-手術室の室温について
以前にもお書きしたことがありますが、当院の手術室の室温は割と高めです。 木曜日担当の鄭先生は、室温が高い方が手指の動きが滑らかで手術が快適に進むからとのことです。 金曜の野宗先生は、どちらかというと暑がりで先日久しぶりに野宗先生の手術をのぞいた時、汗をうっすら浮かべていて、室温を
2020 スギ・ヒノキ花粉予想 最終版
日本気象協会から第3版がでましたが、前回とほとんど変わらず吉報でした。 例年に比べると若干早く飛び始めるようで、すでに飛んでいる地方もあるそうですが、九州 四国 関東の一部が2月上旬。関西地方は2/21ごろから飛び始め、関西のピークは、スギが3月上旬から中旬 ヒノキは4月上旬から
緑内障について〜Part 4
さて今回は緑内障の手術について少し具体的にお話をしようと思います。前回書きました通り、緑内障の手術は眼圧を下げるために行いますが、そのやり方(術式)には色々あります。そもそも眼圧は「房水」という目を栄養する水の流れが悪くなることによって数値が上がるため、この房水の流れを手術で改善
多焦点眼内レンズと選定医療について
もう既にご存知の方も多いと思いますが、多焦点眼内レンズを使用した白内障手術は今年の4月から、先進医療から外されることになりました。 医療者側としては、手術内容も患者さんに対しての適応も変わりはないのですが、患者さんとしては費用負担が大きくなる人と小さくなる人に分かれます。 このブ
学童期の近視進行抑制について
この題名は、日本眼科学会の生涯教育講座の総説の原稿そのままですが、今世界中での近視しかも高度近視の人口激増を受けて、危機意識が共有されていますが、そのことについて、証拠に基づいた検証をしてみようといった内容でした。 近視があっても、眼鏡やコンタクトレンズ 等によって、日常生活に差
白内障手術について-術後の保護眼鏡について
術前・術後の点眼の仕方や細々とした注意点については、看護師さんが個別に丁寧に説明しているつもりですが、時々思いがけない勘違いが起きることがあります。 例えば、術後には3種類の点眼薬を3回点眼していただきますが、3回点眼はしていたけれどそれぞれ1種類ずつしかさしていなかったり、術前