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home > ブログ疾患別よくある質問2 糖尿病網膜症・黄斑症
Q 硝子体の出血は自然に引く場合があり、自然に引くのを待つとしたらどのくらいの時間待てるものなのでしょうか?
眼瞼けいれんについて〜Part3
本日は前回に引き続き「眼瞼けいれん」の治療についてお話します。治療法はいくつかありますが、「眼瞼けいれん」に対する根治的な治療は残念ながら確立されていません。そこで治療としては症状を緩和させる対症療法になります。例えば、よくある症状で「まぶしい」というものがありますが、これには遮
ドライアイの診断について パート2
水曜日担当の草場です。今日はドライアイの診断についてお話ししたいと思います。一言に涙といっても水分だけではなく、涙の成分には水分と油分とムチンと言われる物質があります。その成分がわるくなると、黒目(角膜)や白目(結膜)の障害がでることが分かってきてます。ドライアイの症状は、乾燥感
OCT検査について
比較的新しい検査として、OCT検査(眼光干渉断層計)があります。といっても開発されてから20年余り、実際には平成20年4月から保険収載されそれ以来、診療所でも普及し、眼底網膜の精密な検査が、患者さんに痛さを我慢してもらったり、レントゲンのように被爆の心配をする必要もなく簡単に受け
眼瞼けいれんについて〜Part2
さて本日は前回の続き、眼瞼けいれんの診断について解説します。眼瞼けいれんは前回説明した通り症状が非常に多彩であり、しかもよく似た症状が表れる病気が他に多くあるので、なかなか診断しにくい病気です。患者さん自身も「眼瞼けいれんではないですか」と自分から疑って来院されることはまずありま
疾患別よくある質問1 硝子体出血
Q 昨年末に日帰り硝子体手術を受けました。経過がきわめて順調で出血もなく平和な日々を送っていましたが、昨日出血した模様で
ドライアイについて PART 1
水曜日担当の草場です。11月に入り、本当に寒くなってきました。朝夜の冷え込みは厳しくなってきました。体調管理にはご注意ください今日は、ドライアイについて説明したいと思います。この季節は秋風が強くなり、ドライアイの方には症状がきつくなる季節です。ドライアイいままでは涙の量が少ないこ
眼科お食事会
昨日は、宮の前眼科の職員とお世話になっている先生方、鄭先生、草場先生、野宗先生(前沢先生は学会出席で残念ながら欠席) 総勢13名で梅田の聘珍楼でお食事会をしました。職員の内訳は、看護師3名 ORT2名 受付4名。今まで恒例のお食事会は、盆・暮れ2回でしたが、今年は母が7月に亡くな
眼瞼けいれんについて~Part1
さて前回は「眼瞼ミオキニア」についての話でしたが、本日は「眼瞼けいれん」という病気についてお話します。「眼瞼けいれん」という名前からしますと、「まぶたがピクピク痙攣する」ということをどうしても想像してしまうと思いますが、実際に痙攣を自覚するケースは非常に少ない病気です。「眼瞼けい
iPS細胞(人工多能性幹細胞)
iPS細胞(人口多能性幹細胞)を使った再生医療のニュースが時々新聞に取り上げられます。日本で初めに作られたこの細胞を使って、世界に先駆けて再生医療に利用すべく、治療研究が進んでいます。眼科の分野で将来治療の対象となりそうな病気は、網膜色素変性症や加齢黄斑変性症などで、自分の皮膚