花粉症の原因と人工林
夏休みの間に、もう一度学びたいシリーズの地理を読んで、人工林について教えてもらいました。 広く浅くの記載でしたが、それをさらに要約してみます。 もともと日本は、高温多湿の夏のため、植物が育ちやすい環境で、林業も盛んでした。 2017年の農林水産統計 というかなり古い統計によります
アレジオンクリームのその後
点眼タイプではないかゆみを抑えるクリーム状のお薬は、世界初ということで幼い子供たちや、点眼しにくい手先や首のトラブルがある患者さんたちには、とても有用ではないかと期待をもって何人かの方に処方しました。 目薬をさすという行為は、意外と難しいのです。 清涼的な意味合いでさすのではない
世界の3大花粉症
以前にもこのブログで書いたかもしれませんが、日本では主流の春のスギ・ヒノキ花粉症が終わっても、年中何らかの花粉症が発生します。 日本には、第2次世界大戦後にやってきたブタクサは、マッカーサーの置き土産といわれる植物で、アメリカで花粉症といえば、ブタクサが一番多いそうですし、ヨーロ
アレジオンの新しいクリーム製剤が5月発売
参天製薬から新しい抗アレルギー製剤が出る という噂を聞いていましたが、昨日製品概要の冊子をMRさんから受け取りましたので、ご紹介します。 このお薬がとても使いやすいだろうと感じた一番のポイントは、点眼ではなく、クリーム製剤でまぶたに塗る薬であること 2番目は、一日1回でよい点です
スギ・ヒノキ花粉症 2024
今年の春の花粉症は、そろそろピークを迎えるころだと思いますが、やはり予想通りそこまで強い症状では無いように思います。 いわゆる初期療法ということが、アレジオン点眼が発売されたころから(ですからだいぶ前ということになりますが)、よく学会でも推奨されるようになりました。 初期療法とい
点眼薬の出荷制限
最近薬品類の出荷停止または、制限出荷が続出しています。 つい最近では、参天製薬の緑内障治療薬やステロイド点眼薬が追加されました。 ステロイド治療薬は、以前から多くの後発品メーカーの制限出荷が続く中、先発品メーカーである参天製薬は、増産することにより、制限出荷とならないように奮闘し
避粉地 北海道・沖縄
この2日間ほど気温が上がり、天気予報ではしきりにスギ花粉の飛散が話題になっています。 関西地方も暖かですが、テレビで見る関東地方ほど暑いといった印象はありません。 本日のお題の避粉地 というのは、花粉が少ない街に短期間でも滞在して、体力温存を図れば ということで、地域を挙げてスギ
そろそろ花粉症シーズンの始まり?
今年の春の花粉症は例年比でやや多いものの、昨年比ではやや少なくて済む という朗報をお伝えしましたが、最近の予報でも同様の結果でした。 昨年比と例年比については、今までも書いていますが、例年比は過去10年間との比較ですが、昨年比の方が実感がわきやすいのではないかと思います。 季節的
花粉症2024 第2報
日本気象協会の来春の花粉症予測の第2報がでました。 第1報とあまり変わらず、一言で言えば、近畿地方では、前シーズンの80%程度という事のようです。 朗報ですね。 始まりも例年通り、近畿地方は2月中旬から下旬。 この冬は暖冬傾向という事ですから、スギの雄花の休眠打破は遅れるのですが
秋の花粉症2023 春の花粉症2024の傾向
最近秋の花粉症の患者さんが増えたように感じます。 もともと春に比べ、秋の花粉症の人は少数派ですが、それは秋だけの花粉症という意味で、春の花粉症がある人は大なり小なり、秋にも症状がある人はいます。 秋の花粉症は、主にキク科のブタクサ ヨモギ アサ科のカナムグラが有名ですが、春の樹木