オルソケラトロジー
巷でオルソと呼ばれ、かなり認知度も上がってきています。オルソとは、夜間に特殊なハードコンタクトレンズを装用して眠り、そのコンタクトレンズの物理的な作用で角膜が平坦化することによって、昼間はコンタクトも眼鏡も使わず、裸眼で過ごせることを目指す治療です。最初に当院では、今のところ取り
薬の名前
眼科に限らず、お薬の名前はカタカナのややこしい覚えにくい名前が多いものです。私たち医師もふと度忘れしてしまうこともあります。以前は、製薬会社が医師の度忘れ防止策?として、薬品名入りのボールペンやメモを配っていましたが、昨今の規制強化の影響で、会社名まではいいけれど、商品名(薬品名
10月の野宗先生診察日の変更
少し早いですが、10月の野宗先生の外来日の変更のお知らせです。10月20日(金)10月27日(金)外来(午前・午後) 手術は13時~15時です。6日(金)➡27日(金)に変更になっています。 9月 奇数週金曜日(1・15・29)の変更はありません。 以上ご迷惑をおかけしますが宜し
ひと休み
2007年ある冬の朝 ワシントンDCの地下鉄の駅構内で、ジーンズにTシャツ 野球帽をかぶった男性が、バイオリンを弾き始めました。演奏する彼の前を多くの人は、忙しく通り過ぎて行き、立ち止まって聞く人は殆どいません。演奏中彼は一人で弾き続けるのです。残念なことに、彼は有名なバイオリニ
五感について
ヘレン・ケラーのことは、ご存知の方も多いでしょうが、視覚と聴覚が不自由でした。彼女が、嗅覚についてこのように述べているのを読みました。「匂いは私を何千マイルも離れた遠い地に運んでくれたり、これまで生きた全ての年月を越えて、タイムスリップさせてくれる強力な魔法使い」嗅覚は他の感覚と
網膜色素変性症(その2)
以前にも書きましたが、網膜色素変性症の患者さんとは、おつきあいが長くなりますので、一年に数回しかお会いしないのに親しい感じがします。視力が徐々に下がり、視野が狭くなってきます。また暗闇に慣れるのに時間がかかり、眼科の診察室は暗いので、慣れた看護師さんが着席のお手伝いをすることもあ
六甲山ドライブ
久しぶりに六甲山頂のオーベルジュに行きました。母ともよく行った思い出の店です。車に温度計がついているので、気温を確認すると出発のときには、32℃だったのが、自宅から約30分ほどですが27℃と下がっています。セミの声も自宅近辺は、ミンミンとちょっとうるさいアブラゼミですが、ティティ
前沢先生の外来
昨日は月に一度の前沢先生の外来日でした。前にも書きましたが、夏休みの土曜日ということもあって、外来は子どもたちで賑わっています。そして子供のみならず、お母さんの朗らかな笑い声がお隣から聞こえてきます。怖い思いをしなくていいので、子どもたちも大きな声で先生とお話しています。そういう
白内障手術患者さん
先日、癌の闘病中に白内障手術を受けられた患者さんのご家族が、来院してくださいました。手術後数ヶ月で亡くなられたことになるのですが、ご自宅で最期まで看取られたとのこと。その際、病床でも最期まで、アイパッドを見たりできる よく見える 白内障手術を受けてよかった と喜んで下さっていた
2017年 納涼会
昨日は眼科スタッフとの納涼食事会。猛暑ということもあり、そして出直すのが億劫という声もあり、午前診が終了後伊丹でのランチということになりました。スタッフの高校時代の友人のご両親が経営されている創作和食料理屋さん。有名店です。日本酒とともに食べたい料理でしたが、真っ昼間で気後れした