斜視手術について
斜視手術は、眼位(黒目の位置)を矯正する手術です。眼球に付着している外眼筋を、いったん切り離してから、後ろに縫い付けてその作用を緩めるか、反対に前に移動してその作用を強めるのです。手術前の検査で十分に眼位を測定しますが、矯正手術ですのでどうしてもわずかに誤差が出ます。といってもこ
涙道手術について
【流涙症(なみだ目)について】涙が吸収されずにあふれ出しますので、常に涙っぽい感じや、泣いてもいないのに涙があふれてきたりします。涙が停滞することにより目やにが増えたり、涙っぽいことより、見にくくなる場合があります。その原因の一つに涙道閉塞症があります。涙道閉塞症がひどい場合は、
学童期の近視について
そろそろ夏休みですね。当院の外来にも、午前中に子供たちの姿がみえる季節になって来ました。夏休みは、学校から勧告書がでたお子さんが、視力検査に来られることも多いのですが、アジア人は、近視率も高く、ある意味メガネをかけることさえいとわなければ、病気という考えは持たないのが、普通かもし
夏休みのお知らせ
誠に勝手ながら、8月15日から8月20日まで夏季休暇を取らせていただきます。 ご迷惑をおかけいたしますが、宜しくお願いいたします。
白内障手術について
[白内障とは] 白内障は目の中でレンズの働きをしている水晶体が濁ることによって、物が見えにくくなったり光がまぶしくなったりする病気です。加齢とともに水晶体は次第に濁ってくるため、高齢者になるとすべての人がこの白内障になってしまいます。白内障に対する治療薬は現在のところなく、治すた
眼瞼手術について
[眼瞼下垂手術] 眼瞼下垂とは眼瞼(まぶた)が下垂する(下がる)病気ですが、その 原因は加齢、先天性、コンタクトレンズの長期装用、外傷など様々です。 その中でも最も多いのは加齢に伴う眼瞼下垂で、年齢によって眼瞼を挙げる働きをしている筋肉が弱ってきたり、皮膚がたるんでかぶさってき
硝子体手術について
硝子体は、眼球の大半を占める透明な卵の白身のようなゲルと呼ばれる組織です。この硝子体が様々な原因で網膜を引っ張ったり、網膜の上に膜を作ったり、出血したり、炎症が原因で、濁ったりすることによって、視力の障害を引き起こします。 病気の進行を食い止め、視力を回復させるために、出血したり
緑内障手術について
【緑内障とは 】緑内障とは、見える範囲(視野)が欠けていく病気で、現在失明原因の第1位です。発見が遅れた場合や、治療しないでいると失明につながる恐れがあります。また、40歳以上の日本人の20人に1人が緑内障といわれており、年々その数は増加しています。視野が欠ける原因として、目の固
「黄斑前膜 患者さん手術体験談(他院)2」
鄭先生御元気でいらっしゃいましょうか?私は、昨年3月10日に黄斑前膜の手術をしていただいたYと申します。1年後に、紹介状をいただいて地元で有名な○眼科に行きました。初回は、瞳孔を開いての診察ではありませんでしたが、大変きれいな手術がしてありますねと、いわれました。その次の診察日に
「パニック障害・黄斑前膜・白内障 患者さん手術体験談(他院)3」
鄭 守先生 右目の「硝子体手術(白内障も同時に)」をして頂き1ヶ月になろうとしています。そもそも10年以上、眼圧高めでかかりつけ医に通い「緑内障」の心配ばかりしていたのに・・昨年夏頃から視力が次第に落ち「黄斑上膜かも・・」と言われ「えっ?・・」状態でした。そして何か所か大きな病院