
今年はというか、今年も北海道で休暇を過ごしました。5日間。
北海道といっても、ずっと札幌市内で過ごしました。
定山渓の旅館に1泊しましたが、この温泉も札幌市内の住所ですから、関西でいえば、大阪の中心から見た時の、有馬温泉的な位置関係です。
滞在中にも、クマによる被害が道内でありましたが、自然に触れ合うということも難しくなってきました。
今回の一番の目的は、90歳を超えておられる神父様にお会いすることでしたが、ちょうど予定の3日前に、突発的なことがあり、残念ながら叶いませんでした。
ですから、よく食べ、よく眠り、少し読書する というホテルライフを楽しみました。
以前は、休暇中に10冊ぐらい読了することは、可能でしたが、読むスピードや、集中力、近方視力が低下して、なんとこの休暇中に読めた本の数は、たった4冊。
先々こうしたい ああしたい といった夢もありますが、今の体力と先々の体力は同じではないことを、痛感してしまいました。
上げ膳据え膳の生活も5日間ぐらいは、有難いと思えます。
そういえば、普段では並んでまで食べることはまず無いのですが、時間リッチの休暇中は、評判のラーメン屋さんと、スープカレー屋さんに並びました。
気持ちにゆとりがある ということを実感できます。
そういう意味では、いい休暇だったと思います。
札幌市は、碁盤の目のように整然としているので、方向音痴の私でも、高層ホテルの窓から大体の位置関係を把握しておくと、グーグルマップを使わなくても、目的地近辺に着くことができます。
住民の顔になっていたのか、尋ねやすい顔をしているのか、道を聞かれることも多かったです。
さすがに道案内できるほど、精通していなかったので、お役には立てませんでしたが。
さてゆっくり休暇も取れたことですし、明日からまた外来で皆さんにお会いできることを、楽しみにしています。
残暑厳しい折から、どうぞご自愛ください。