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白内障・網膜硝子体・緑内障・涙道・斜視の日帰り手術専門クリニック
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緑内障手術について

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2016/07/13担当:草場 喜一郎
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【緑内障とは 】
緑内障とは、見える範囲(視野)が欠けていく病気で、現在失明原因の第1位です。発見が遅れた場合や、治療しないでいると失明につながる恐れがあります。また、40歳以上の日本人の20人に1人が緑内障といわれており、年々その数は増加しています。視野が欠ける原因として、目の固さ(眼圧)が高くなることが考えられます。眼圧が高くなると、視神経が圧迫され視野が欠けていきます。眼圧が正常範囲内でも緑内障(正常眼圧緑内障)になってしまう人もおり、日本人の緑内障患者様の7割が正常眼圧緑内障だといわれています。 

【緑内障の治療 】
まずは、目薬(点眼)を中心としたお薬を使い眼圧を下げる治療を行います。点眼の治療でも眼圧が充分に下がらず、病気の進行(視野障害の進行)がする場合には、手術療法をおこないます。 

【緑内障手術 】
手術方法は大きく3種類に分けられます。 
手術時間はそれぞれ約60~90分です。 

●線維柱帯切除術 
眼圧下降には、最も効果が高い方法です。眼の中と結膜(白目)下の間にバイパスを作成して、房水と呼ばれる眼内の水を結膜の下に作成したプールにしみ出させます。手術後眼圧が安定するまで、眼球マッサージやレーザーによる縫合糸切断などのメインテナンスが必要です。また術後の感染症対策も必要です。 

隅角癒着解離術
閉塞隅角緑内障で、隅角が癒着している場合におこなわれる手術です。多くの場合、隅角を広げる目的で水晶体再建術(白内障手術)も併せておこないます。 

【緑内障手術の注意点 】
・緑内障手術は長期的な視野・視力を保つのが目的で、短期的な視力の向上や眼圧の安定が目的ではありません。むしろ、視力が下がったり、手術直後に眼圧が上がることにより、視野が欠けることが進むことがありますので、ご理解ください。特に進行した緑内障の患者様は視力低下の危険性が高いことをご理解ください。 
・手術しても充分に眼圧が下がらない場合があります。その場合は緑内障の点眼薬の再開や内服薬を追加する場合があります。また、再手術を検討することもあります。 
・緑内障の患者様は手術しても、ずっと眼科受診していただき、眼圧や視野のチェックをする必要があります。 
・緑内障手術するかしないかの判断や手術方法は、眼圧の値、視野進行の程度、緑内障のタイプ、年齢など患者様ごとに異なります。手術が必要と考えられる病状になれば、手術前に詳しく説明させていただきますので、ご安心ください。 
・その他不明な点がありましたらいつでも主治医にご相談ください。