兵庫県伊丹市宮ノ前1丁目4-8 みやのまち3号館1階
白内障・網膜硝子体・緑内障・涙道・斜視の日帰り手術専門クリニック
診療曜日・時間
午前9時~12時
午後13時~
午後15時~19時

手術 ※日,祝,土曜日午後は休診となります。

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後発白内障

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2019/01/10担当:山本 洋子
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白内障手術後、6週間ぐらいの間は、数回経過観察のために受診していただく予定ですが、その後は、1か月 3か月 6か月と間隔があいていきます。

 

経過観察する必要がある理由は、一番は視力が維持できているか メガネなどの度数の調整が必要ないか 余病が発生していないか 等を見極めるためです。

 

その中でも後発白内障という、まぎらわしい名前の、視力が低下する状態があります。

 

もちろん白内障の手術後ですから、白内障がまた発生するわけではないのですが、レンズがのっている薄膜(本来の水晶体の一部)に濁りが起きて、視力が下がってくる状態を、後発白内障といいます。

 

濁りが起きる場所が中心部であると、もう一度白内障になったかのように、視力が下がってぼやけてきます。

 

その際は、YAGレーザーというレーザーをあてることにより、濁りの薄膜を飛ばしてしまい、もちろん再度手術室に入ることなく、視力を改善することができます。

 

網膜裂孔や糖尿病性網膜症の時などにつかう、網膜用のレーザーとは異なる器械です。

 

かつて、網膜のレーザーを受けた経験のある方は、また全然違うレーザーですが、どちらのレーザーも痛みはほとんどなく、時間もかからない処置(会計上は手術扱いですが)ですから、安心して受けてください。