兵庫県伊丹市宮ノ前1丁目4-8 みやのまち3号館1階
白内障・網膜硝子体・緑内障・涙道・斜視の日帰り手術専門クリニック
診療曜日・時間
午前9時~12時
午後13時~
午後15時~19時

手術 ※日,祝,土曜日午後は休診となります。

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スマホ斜視

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2019/01/11担当:前沢 義典
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スマホ内斜視

 以前本ブログでも紹介しましたが、スマートフォンや携帯型ゲームが原因と考えられる内斜視が、最近急増しています。先日(12月27日)もNHKの番組で「スマホと若者の急性斜視」について取り上げられたところです。

 昔から近視が進行する原因とされている近見作業(近くのものをずっと見続ける)は、目からの距離が30センチメートルくらいのことが多いのですが、スマホなど画面が小さい対象になると20センチメートル以下になってしまうそうです。そうすると距離が近すぎて、両目でものを見ることができなくなり、知らず知らずのうちに片目で見ている状態になります。これが続くと左右の目線がずれたままになり、物が二重に見えてしまうなどの症状が出現し、急に斜視になってしまうのです。治療には、矯正手術が必要になることがあります。

 別のテレビ番組では現在の中高生は、1日5時間もスマホを見ているというデータもありました。使う時間や目的を、見直す必要がありそうです。また同時に、メガネなどの度数が合っているかどうかも重要です。少しでも気になることがあれば、ひどくなる前に眼科を受診するよう心がけましょう。                              (前沢義典)