大人の斜視について
斜視は、視線がずれている状態で、いつもずれているタイプ 時々ずれるタイプ 外向きにずれるタイプ 内向きにずれるタイプなど色々な種類があります。詳しいことは、斜視のご専門の前沢先生がまた説明して下さることと思いますが、そのなかでも大人の斜視について簡単にお話してみたいと思います。日
OCT検査について
比較的新しい検査として、OCT検査(眼光干渉断層計)があります。といっても開発されてから20年余り、実際には平成20年4月から保険収載されそれ以来、診療所でも普及し、眼底網膜の精密な検査が、患者さんに痛さを我慢してもらったり、レントゲンのように被爆の心配をする必要もなく簡単に受け
眼科お食事会
昨日は、宮の前眼科の職員とお世話になっている先生方、鄭先生、草場先生、野宗先生(前沢先生は学会出席で残念ながら欠席) 総勢13名で梅田の聘珍楼でお食事会をしました。職員の内訳は、看護師3名 ORT2名 受付4名。今まで恒例のお食事会は、盆・暮れ2回でしたが、今年は母が7月に亡くな
フルーツカクテルの木
フルーツカクテルの木というのをご存知ですか?私は園芸のことは詳しくないので、初耳でしたが最近あるチリ人の園芸家が賞を勝ち取った木には、アンズとスモモとサクランボとモモとネクタリンがすべて同じ木に実っているそうで、そういうのをフルーツカクテルの木というそうです。園芸家が様々な品種の
眼圧測定
眼圧というのは、眼球をボールに例えると、ボールの硬さを示しものと考えるとわかりやすいと思います。眼圧が高いというのは、硬いボール、低いのは柔らかいボールというわけです。程よい硬さには、個体差があって、正常上限といわれる21mmHgを上回っていても問題ない方もいれば、正常範囲内にお
白内障手術を受けるタイミングについて
以前にもふれた話題ですが、白内障手術のベストタイミングは?ということを考えてみたいと思います。先日81歳の男性でかなり背中の曲がった、いわゆる亀背の患者さんの白内障手術がつつがなく終わり、両眼 矯正視力1.2と素晴らしい視力を取り戻すことができました。この方は亀背以外はとても明る
網膜色素変性症(その1)
網膜色素変性症は、とても長い経過をたどる病気で、4000人から8000人に1人の頻度で発症するといわれています。慢性疾患ですから、眼科に通院される頻度は少なくても長期間のお付き合いになることが多く、世間話がでることもあり、印象に残る患者さんが多い病気です。網膜色素変性症は、網膜の
視力検査(その1)
視力検査は眼科では、とても大切にしている検査です。その反面学校の保健室や、運転免許証の更新で警察で、めがねやさんがあればスーパーでも、またネットでも、チラシに印刷してあれば家でも、ある意味どこででも測れる身近な検査でもあります。眼科の診療所内で視力を測る際には、室内照度50ルクス
見えるもの見えないもの
この連休にポートアイランドにあるプラネタリウムに行って来ました。私のお気に入りは、大阪の中之島にある、プラネタリウムですが、神戸のシートが新しくなったと聞き行ってみました。中秋の名月の時期ということもあり、話題はお月様のことでした。御興味のある方は行ってみていただくとして、そこで
眼底検査について
眼科では、かなり頻繁に眼底検査をします。結膜炎やものもらいで眼底検査をすることはありませんが、視力が下がる、飛蚊症が気になる等もう少し詳しく診てみようという時に、必要な検査です。字のごとく、目の底つまり、一番奥まったところにある、網膜 硝子体をよく見るための検査ですが、白内障や緑