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秋の花粉症 2022 | 伊丹市の眼科|宮の前眼科|白内障手術・硝子体手術・斜視手術

秋の花粉症 2022

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2022/09/18担当:山本 洋子
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例年春の花粉症については、国を挙げての話題になりますが、秋の花粉症の増加率の方が多いような気がします。

 

もちろん全体数としては、春の方が多いですが、通年及び秋の季節性のアレルギーの患者さんが増えていると思います。

 

秋だけという方は少なく、今までは春だけだったのに ということもよく聞きます。

 

秋の花粉症の原因としては、一番多いのがブタクサ(キク科)。

 

そのほかに同じキク科のヨモギ くわ科のカナムグラ、アシやススキといったイネ科の植物となっています。

 

これらはいわゆる雑草類で、スギやヒノキのように、樹木のために遠くまで拡散する花粉とは異なり、近寄らなければ症状も軽快します。

 

予防しやすいようにも思いますが、自宅の近所に河川敷や空き地がある場合、避けにくいことには変わりがありません。

 

今のように強力な台風の接近のために、ここ関西でも昨晩はすでに強い風が吹いていましたが、雨は降らず湿度が上がっていない状態では、外に出ると症状が出やすいと思います。

 

先日も、鼻炎で耳鼻科通院中の子供さんが、目は全然痒がらないのに、結膜の様子が少し変に思う ということで来院されました。

 

鼻炎の治療はアレルギーのためかどうかは分からないということでしたが、白目がゼリー状になる結膜浮腫を起こしており、動物を触ったりはしていないけれど、外遊びはしている ということですから、やはり秋の花粉症の症状と思われます。

 

花粉症の時期には、鼻粘膜は過敏となっているので、香辛料の多い食事を避ける マスクをつける といったことが奨励されます。

 

ただ子供たちが、花粉症対策として外遊びを控えるというのも、ちょっと残念な気がしますが、そうもいかないのでしょう。