兵庫県伊丹市宮ノ前1丁目4-8 みやのまち3号館1階
白内障・網膜硝子体・緑内障・涙道・斜視の日帰り手術専門クリニック
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手術 ※日,祝,土曜日午後は休診となります。

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4回目のコロナワクチンの感染予防の持続期間 | 伊丹市の眼科|宮の前眼科|白内障手術・硝子体手術・斜視手術

4回目のコロナワクチンの感染予防の持続期間

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2022/06/16担当:山本 洋子
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イギリスの医学誌BMJに2022年5月に掲載された記事が紹介されていました。

 

イスラエルの健康保険組合のデータを使い、解析した結果です。

 

それによりますと、結論として4回接種は3回接種に比べ、新型コロナウイルス感染予防と重症化予防の両方に効果が見られたものの、感染予防効果は比較的早くに減弱する。

 

かなり端折って結論を手短に書きますと、4回目接種後の最初の3週間は、3回接種と比較して有効率はまさっていたが、3週間後の65.1%でピークに達した後、以降は急速に低下し、10週目には22.0%と低下。

 

一方重症化に対する4回接種者の相対的な有効率は、全期間を通じて、高い状態を維持していた。

 

ただ重症化は稀な事象で、追跡期間中の新型コロナウイルス関連による入院・死亡の発生は、全体でもわずか0.25%。

 

実数で死亡例は106例あり、その中で3回接種は77例。

 

当院でも新型コロナワクチン接種の実施を3回目まで行っていました。

 

1~2回目まではたったの1本も破棄することは無かったですが、3回目は大きく様相が変化し、無駄に破棄することが多くなりました。

 

勿体ないことです。

 

自分自身も4回目を受ける予定はなく、また参加医療機関が少ないほど無駄になるワクチンが減ることを思うと、4回目の接種は参加しないことにしました。

 

受ける必要がある人は世界を見渡すと、もっと早期に多くあったはずですが、いまさら言っても仕方がないこと。

 

我先にというスタイルの勝者が人類である以上、私達のDNAに刷り込まれているのでしょうが、時にお先にどうぞ という人を見ると、清々しく尊敬の念に堪えません。