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白内障・網膜硝子体・緑内障・涙道・斜視の日帰り手術専門クリニック
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良い睡眠のとり方

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2021/08/05担当:山本 洋子
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熱中症警報が連日出されていて、寝不足気味の方も多いのではないかと思いますが、ちょうどタイムリーに 不老長寿メソッドという本の中に、睡眠の話があったので、一部をご紹介したいと思います。

 

ただ私の実感と一致しない部分もあり、年齢に比して重労働(?)なので、眠れないで困るということがあまりないので、参考程度にお読みください。

 

著者は鈴木 祐さんというサイエンスジャーナリストの方で、ブログでも人気らしく、10万本の科学論文の読破と600人を超える海外の専門医へのインタビューを行ったという実績があるそうです。

 

鈴木さんによると、快眠の基礎としては、決まった時間に寝起きすること ストレッチや瞑想などの入眠前のルーチンがあること  睡眠日記をつけること 寝る30分~1時間前にブレインダンプを行うこと

 

ブレインダンプというのは、ちょっと気になることや未来にすべきことを書き出して、脳の中の心配事を投げ捨てることだそうです。

 

これができるというのは、かなり時間に余裕がある必要があるように思いますし、そんなことをしている間にうたた寝していまいそうですが・・・

 

ここで私ができていることは、決まった時間に寝起きすることだけです。

 

環境的な点については、寝室の室温は18~19℃ 遮光カーテンで部屋を真っ暗にすること 寝る前にスマホなどのデバイスを使わず、できたら寝室に時計がないこと 寝る3時間前からオレンジ色のサングラス(アンバーグラス)をかけ、睡眠時にはアイマスクと耳栓をつける

 

快眠行動として勧められているのは、朝から昼までに最低10分の太陽光を浴びる 最後の食事は睡眠の2~3時間前に終え、就寝前にアルコールは飲まない 午後3時以降は、カフェインをとらず、入浴は就寝の1~2時間前に済ませておく。

 

ストレッチやウオーキング等の軽い運動を1日最低30分ずつ 眠りにつく3時間前までに行う。

1日40グラム以上の食物繊維をとり、夕食に十分な蛋白質をとる。

 

1日の維持カロリー量が2000キロカロリーの人は、25~30%の蛋白質量を勧めていますので、500~600キロカロリーの蛋白質。鶏むね肉だとおよそ600gということですから、ちょっと無理な気がします。

 

この中で、睡眠環境として推奨されていることは、たまたま寝室のカーテンが遮光カーテンという点だけが一致していますが、そもそも夜にはエアコンをつけて寝ないので、18℃なんか考えられません。

ついでにあまりにマニアックと思い省きましたが、重いブランケット(体重45~70キロの人は、7キロ前後のブランケット)を快眠ガシェットとして推奨する報告があるそうです。

 

クーラーをつけないので、ブランケットはおろかタオルケットすらあまり活用していないのでかなり変わっているように私は思うのですが、皆さんはいかがでしょうか。

 

快眠行動の方は、蛋白質量以外は普通の暮らしとしては可能かもしれません。

 

でも夕方にコーヒーやお茶を飲むことはあるでしょうから、そこもやっぱり無理かもしれません。

 

多くの本を読むことの良さは、かなり極端に思えることも一応知識として知って、そういう好みの人もいるということを甘受できることだと思います。

 

たとえ権威ある人の意見だったとしても、自分の行動に合うかどうかは、やはり自分で決めるしかないですね。