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黄砂・PM2.5 2020 | 伊丹市の眼科|宮の前眼科|白内障手術・硝子体手術・斜視手術

黄砂・PM2.5 2020

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2020/04/19担当:山本 洋子
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このところ大雨が関西地方でも降りましたが、今日は少し良い天気になりそうです。

 

注意が必要なのは、今年の初黄砂は4/5に福岡で観測されていますが、今日のように移動性高気圧が通過する日は、偏西風に乗ってやってきた黄砂がこの高気圧の影響で、地面に降りてきやすい つまり 黄砂やPM2.5が発生しやすいという状況になることです。

 

以前にも話題にしたことがありますが、黄砂よりPM2.5の方が健康被害という意味では問題です。

 

2.5とは微粒子の直径で単位は㎛(マイクロメーター)

スギ花粉は20㎛ コロナなどのウイルスは0.1㎛

 

直径が小さいほど、気管 肺胞と呼吸器系の深部まで到達してしまうため、また呼吸器のみならず循環器系にも悪影響があると言われています。

 

PM2.5が問題あるいは期待できる点は、自動車等の排気ガス等から出る微粒子ということですから、公害対策をすれば減らすことができるはずということです。

 

今年はコロナの影響で、少ないのではないかと考えられていますし、黄砂も今年は今のところ少ないようです。

 

PM2.5は黄砂とともにやってくるわけですから、黄砂が少なければますます今年は楽に過ごせるのではないかと思います。

 

気象庁の黄砂観測日数表によると、黄砂の多い時期はアジアの砂漠で砂嵐が多い2月~5月。

7月~9月は観測されたことはありません。

6月も少なくて、いままで過去10年間で4回だけ。

 

なんと1967年から気象台で、職員の方が目視で黄砂粒子が浮遊していると判断したら「黄砂」という記録になるそうです。割とアバウトな感じです。

 

それはともかく、気象庁が発表する平年値(1981年~2019年までの30年間の平均値)のピークは、4月の9日間 3月は7日 5月は4日 これで20日間ですが、他の月に稀に観測される日が4日ほどあり、年間トータル24日といったところのようです。

 

朗報は、2014年以降は20日間を切り、2017年はたったの3日間。

これはゴビ砂漠等の砂嵐が少なかったからだそうです。

 

去年は、秋にやってきたことが変わった点でしたが、結局は12日間でした。

 

期間でいうと長いように思いますが、実際に飛来する日数は、意外と少ないことを思い元気を出して、今年は特に予防に力を入れて乗り切りましょう。