毎年1回、厚労省に医師個人や医療機関の状態を届ける義務がありますが、最近はネットで届けることができるので、だいぶ便利になりました。
その最新の統計結果(2024年末現在)が公表されました。
それによりますと、全国の届出医師数は、34万7772人。そのうち男性 75.6% 女性 24.4%
2022年の統計と比べ、女性は1.3%の増加
年齢階層別では、医師数が一番多いのは、30~39歳。
どの階層でも、男性が多いが年齢階層が若いほど、女性の占める割合は高い。29歳以下では女性は、36.8%だった。
診療科別平均年齢は、研修医を除き、一番若いのは、美容外科医の41.2歳 一番高年齢は肛門外科医の60.5歳。
医師数が一番多い科は、内科の18.8% 次いで整形外科の6.8% そして小児科の5.4%
都道府県別の人口10万人当たりの医師数は、最も多いのが徳島県 次いで長崎県 京都府
最も少ないのが、埼玉県で最多の徳島県の55%ほどだった。
直美と言う言葉を聞いたことはあるでしょうか?
直美(ちょくび)というのは、直接美容外科医になる医師という意味で、研修医のカリキュラムを経ずに直接美容外科の医師の仕事に就く人のことをいいます。
美容外科というのは、保険診療を行わず、自費診療で、それぞれの医療機関が自由に患者さんに請求する金額を決めることができます。
保険診療でできることは、約束事も多く、社会保険での縛りもあり、もちろん請求できる金額は、決められています。
今までの美容外科医は、研修は我々保険医と同様、病院での決められたカリキュラムを終えたうえで、自由診療の医師となることが殆どでしたし、美容外科医を選択する人は、少数派でした。
昨今の直美とやや揶揄された表現の美容外科医は、そういったカリキュラムを経ずに直接美容外科医としてのトレーニングのみで、医師の仕事をスタートする人たちのことです。
それをよしとするのか という疑問を、むしろ同業の美容外科医から、問題提起されているように思います。
保険医が色々と縛りが多い中で診察するのは、国の税金も使って支払われるからです。
社会保険改革ということが昨今取り沙汰されているようですが、これが突き進むと、コスパ タイパが良いとされている、直美の医師が増えるのではないかと心配になります。




