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ドライアイの新薬(アバレプト点眼液)間もなく発売 | 伊丹市の眼科|宮の前眼科|白内障手術・硝子体手術・斜視手術

ドライアイの新薬(アバレプト点眼液)間もなく発売

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2026/01/08担当:山本 洋子
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昨日千寿製薬のMRさんが、アバレプト点眼液の概要書を携えて、新しい薬の説明をして下さいました。

 

詳しくはこの概要書で、ということでしたので、読んでみました。

 

確かに今までのドライアイの治療は、大変大雑把に言ってしまいますと、眼表面の涙液成分の足らずを補う といった目的で、各種の点眼薬を使われていました。

 

今回のアバレプト点眼は、そういう足らずを補うということではなく、ドライアイの所見が改善しているにもかかわらず、不快感 熱感 粘つき感 異物感 痒み かすみ まぶしさ 痛みといった症状が続く患者さんがいます。

 

その原因を探った結果、不快感の原因そのもの いわゆる知覚過敏が原因で、その過敏性を抑えるためのTRPV1拮抗薬 というのが、アバレプト点眼薬 ということだそうです。

 

知覚過敏の状態を改善する点眼薬 そんなうまい話があるのかと、半信半疑でしたが、概要書によると、根拠のある話でした。

 

ドライアイはそもそも眼表面の涙液の不足のために、荒れている状態ですが、そこには必ず、炎症反応がおきます。

 

そのために、少しドライアイがこじれた状態の患者さんには、ステロイド点眼を併用することがあります。

 

その炎症というのが、角膜の表面の知覚を司っている三叉神経や、角膜上皮に存在する、痛みや熱感 カプサイシン等の刺激を感知するセンサーを刺激し、またそのセンサーそのものが過敏になり、知覚異常や知覚過敏を引き起こす。

 

この知覚過敏を抑える抗TRPV1拮抗薬というのが、アバレプト点眼薬で、これは世界初とMRさんは、胸を張っていました。

 

実際そういう、ドライアイの所見はとれているのに、不快な症状は続いているという患者さんは少なくない と実感しています。

 

ドライアイの症状が、今までの点眼薬のみで、すっきりとれている場合はいいのですが、医師としては、不定愁訴と思い、漫然と今までのお薬を続けている場合には、このアバレプト点眼は、医師にも患者さんにも助けになるのではないか と期待感があります。

 

実際に使ってみないと何とも言えませんが、先月の12月には承認が下りたということですから、薬価収載を経て春ごろには新発売となりそうです。

 

楽しみですね。