兵庫県伊丹市宮ノ前1丁目4-8 みやのまち3号館1階
白内障・網膜硝子体・緑内障・涙道・斜視の日帰り手術専門クリニック
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手術 ※日,祝,土曜日午後は休診となります。

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ジェネリック医薬品について

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2025/01/26担当:山本 洋子
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緑内障点眼薬を処方する場合、複数点眼薬を使用することは珍しくありません。

 

大体1日1回点眼の薬と2回点眼の薬の組み合わせが多いのですが、1回点眼の薬は1本につき2.5㎖ 2回点眼の場合は5mlとなっており、1回点眼でも2回点眼でも、大体同じ頃合いになくなるようになっています。

 

ただ最近来られた患者さんは、2回点眼の方は、3倍の速さでなくなるといいます。

 

生真面目な患者さんですから、片方をつけ忘れている ということでもなく、ご本人も不思議だと言われています。

 

そういうことが2回ほど続いたので、早くなくなるのは、1回に出る量が多いのではないか とかボトルが柔らかくて少し押すと出すぎるのではないか とか聞いてみたのですが、そういうことは無い と言われていました。

 

善意の患者さんは、自分の差し方が悪いのだと思う と言われます。

 

最近ジェネリック医薬品が政府主導で、市民権を得てきていますし、調剤薬局もどちらかというと、後発品を勧める傾向があると思います。

 

当院の薬の処方箋も、患者さんご本人の許可があれば後発品に変更可能という処方箋を出しています。

 

例外的に、必ず先発品希望の患者さんには、変更不可で出しますが、少数派です。

 

ただ眼科の場合は、処方する薬の大半は、点眼薬ですから、薬の安全性や効果については疑問はないとして(と信じていますが、他科のジェネリックについて書かれている記事を見ると信頼を揺るがすような記載もありました)容器についてはどうでしょうか。

 

先発品を作る製薬会社は、なんといっても資金力がありますが、資金力に余裕がない後発医薬品会社にとっては、薬価としての縛りのある医薬品を作る場合、容器にかけるお金はある意味節約したい経費 ということになるかもしれません。

 

もしそうだとすると、器が固すぎたり軟らかすぎたり などということがあるかもしれず、先程の患者さんのように、3倍のスピードで減っていく ということもあるかもしれません。

 

そのあたりの事情は、私達にはよくわからないので、一度調剤薬局の方に相談してみることを勧めました。