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白内障・網膜硝子体・緑内障・涙道・斜視の日帰り手術専門クリニック
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飲酒ガイドラインについて

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2024/06/23担当:山本 洋子
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2024年2月に、厚労省が発表した「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」 は、今回が初めてで、飲酒についてまでガイドラインが出た ということに、一部では反発もでました。

 

のど元過ぎれば何とやら で、最近はあまり話題にならなくなり、未だに赤ワインは血圧を下げる お酒は百薬の長 を信じている人もいます。

 

適量飲酒を守れば大丈夫 と必ず但し書きがつきものですが、私の観察によると、適量飲酒を守るのは、お酒好きの人にとっては、至難の業ではないかと思います。

 

ガイドラインでは、お酒の種類によってアルコール度数に大きな差があるので、自分の飲んだアルコール量を把握することが大切 と発表しています。

 

そのアルコール量を計算するためには、アルコール度数が必要ですが、飲料メーカー各社では、2021年頃より、アルコール飲料に含まれる純アルコール量の表示を始めています。

 

計算法も簡単で、

純アルコール量(g)=飲んだ量(ml)×アルコール度数(%)×0.8(定数 アルコールの比重)

 

例えばアルコール度数15%の日本酒を1合(180ml)飲んだ場合180×0.15×0.8=21.6g

 

大体適量飲酒として勧められるアルコール量は、20g/日 ですがそれによると

ビール(5%)中瓶1本  日本酒(15%)1合 焼酎(25%)0.6合​​ ウイスキー(43%)ダブル1杯(60ml) ワイン(12%)200ml

 

アルコール度数を下げれば、量を飲むことができますが、ウイスキーや日本酒 ワイン 等アルコール度数が高いお酒は、総合的にあまり健康に良いとはいえないようです。

 

最近の話題として、お酒の種類と血圧の関係というコラムを読みました。

 

デンマークの10万人以上の大規模研究ですが、アルコールの種類によらず、アルコールの摂取量が多くなればなるほど、血圧の上昇に関連するとの結果になっていました。

 

アルコール好きの人にとっては、耳に痛い話ですが、適量飲酒を守って毎日飲むか、休肝日を設けて飲む日は適量飲酒を超えても良しとするか。

 

規則正しく飲酒するというのも、ちょっとおかしい気がしますが、リラックス効果を期待して楽しみたいなら、飲む日飲まない日を分けた方がいい気がします。

 

性格によるでしょうが、克己心がある人は多分もう飲酒はやめているのではないか という気がしてきました。

 

なぜなら、適量飲酒といえど、アルコールを体内に摂取する利点は、特にないということは、はっきりしているからです。

 

難しいこととは思いますが、お酒やお菓子以外に、手軽なストレス解消法をみつけることができたら、いいですね。​

 

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