手術中の会話について
手術時には、手術室ではあまり無駄な会話はしない方がいい というのは原則正解です。 手術室は、特殊な換気扇を使用することにより、無菌状態に近いことが担保されています。 ただ眼科の手術の場合は、おしゃべりすることにより、滅菌済みの布で手術眼以外の部分は覆われているとはいえ、口から唾液
VEGF阻害薬の硝子体内注射前後における抗菌薬点眼処方について
加齢黄斑変性症や糖尿病性黄斑症 眼底出血後の黄斑浮腫等の治療法として、抗VEGF剤の硝子体内注射という選択がかなり普及し、件数も増加しています。 その薬品の添付文書には、注射前後には、抗菌薬点眼を投与すること と記載されていました。 当院においても、それを遵守しています。 一方、
黄斑上膜
黄斑上膜(黄斑前膜)という病名は、診断名としては古くからあり、以前はセロファン黄斑症とか偽黄斑円孔と呼ばれることもありました。 OCT検査(眼底三次元画像解析)という検査機器がかなり普及してきて、網膜の断面を観察することができるようになったことも、関係していると思います。 OCT
糖尿病性網膜症の増減
糖尿病性網膜症は視覚障害原因疾患の、2位だったり3位だったりするので、正式なデータを探したのですが、私が調べた限り、最新の厚労省発表といったものはありませんでした。 2018年のデータが良く引用されますが、2018年9月の岡山大学眼科学教室発のプレスリリースによりますと、同大学が
黄斑上膜
人間ドックで異常を指摘されて眼科に精密検査で来院する方の中で、一番多いのは視神経乳頭陥凹拡大(緑内障疑い) その次は漠然とした視力低下 そして黄斑部異常。 視神経乳頭陥凹拡大や黄斑部異常が指摘されるのは、健診の際に眼底カメラで写真を撮ることが多く、写真判定で引っかかりやすいからで
疾患別手術後よくある質問 「黄斑上膜・前膜 1」
Q. 黄斑上膜・白内障に対する硝子体手術・白内障手術後、ゆがんで見えるのが強くなったような気がしますが、
硝子体手術よくある質問 #16 手術よくある質問後の運転やパソコン
Q 黄斑上膜に対する硝子体手術を受けた場合、運転やパソコン等を使った事務仕事は、
疾患別よくある質問♯8 糖尿病網膜症 繰り返す硝子体出血
Q 糖尿病網膜症のために約2ヶ月に1回の間隔で硝子体出血を繰り返しており、
疾患別よくある質問♯7 網膜前膜 硝子体手術後の再手術
Q 10年前に硝子体手術を行っている場合、網膜前膜の手術は避けたほうがいいでしょうか?