血液循環
糖尿病の合併症として、網膜症の発症は有名ですが、そもそも人間の血液の流れはどうなっているのかを復習したいと思います。血液が流れる管 つまり血管には、動脈と静脈があり、末端に行くほど血管の直径は小さくなりますが、その細動脈から体中に網目状に張り巡らされた毛細血管も含めると、全長10
エスニック料理
このところ、エスニック料理を作るのがお気に入りで、香辛料も結構そろっています。このところというのは、実はもう10年は経っていると思います。ハーブ類も、この頃は少し大きめのスーパーなら普通に売っています。パクチー レモングラス ニンニク ショウガ ナンプラー ココナッツミルク 唐
人は人
マハトマ・ガンジーがこう言ったそうです。「私はキリストは好きだが、キリスト者は好きではない。あなた方キリスト者は、あなた方のキリストとはずいぶん違うからね。」この言葉は、クリスチャンの私には、心に刺さります。鋭い批判かもしれないなと思いつつ、悲しい気持ちになります。でも人からの評
10月の野宗先生の外来日(再掲)
以前にもお知らせしましたが、10月の野宗先生の外来 手術日は変更になっていますので、宜しくお願いいたします。 外来日は10月20日 (金) 27日 (金) 外眼部の手術日10月14日(土)です。また9月29日(金)の外来 手術は予定通りです。
視神経乳頭出血
緑内障の診察の際には、眼圧測定はもちろんですが、 眼底検査 特に緑内障は視神経乳頭が傷む病気ですから、中心部分の観察が大切です。糖尿病性網膜症や網膜剥離 網膜裂孔等周辺部も詳細にみる必要がある場合は、眼底検査はぜひ散瞳してみる必要がありますが、緑内障の際に見たい視神経乳頭は、比較
接遇研修
先日私の不得意とする、ネット情報についてのレクチャーのお誘いを受けたので、行ってきました。なかなか為になる、でも実際活用するのはやっぱり面倒といういつものパターンの結論に至るわけですが、今日はそのことではなく、その前座?としてお聞きした接遇についてのお話です。そこに集まっていたの
落屑症候群
落屑という言葉は、聞きなれないかもしれません。ふけ とか 垢といった組織の表面から脱落した不要物で、電顕などで成分を詳しく調べてみるとヒドロネクチン等の数種類の蛋白質が含まれています。眼科領域でもそういったものが、瞳孔の縁や、水晶体の表面 チン氏帯といったところに沈着する人がいま
一年検診
約一年前に白内障手術を受けた方が検診に来られました。手術は転居直前でしたが、無事両眼終了後、宇治に引越していかれました。引越しというより、シニアハウスに入居するためでした。時々、不定期に検診に来られますが、今回は一年たったお祝い?に来てくださいました。目の調子は問題なくとても経過
感染症の勉強会
このところ、眼科の小勉強会があちらこちらで開かれます。緑内障 網膜疾患が主体ですが、割とどこでもおなじみのテーマが繰り返し取り上げられることが多く、やや斬新さに欠ける感は否めません。そのなか先日は感染症の会で、何枚かの病変のスライドが提示され、病名 治療法 薬品は抗生剤がいいか、
オルソケラトロジーと子供
前回オルソについてお書きしたところ、ご質問をいただきました。オルソを子供が受けることが可能か?ということです。前回書きましたように、オルソは酸素透過性の良いハードコンタクトレンズを夜間に装着することにより、角膜を平坦化し一時的に正視化させる治療です。ですから、角膜が柔軟な未成年者