梅雨入り 2022
気象庁の定義によると梅雨とは、春から夏に移行する過程で、雨が多くなり日照が少なくなる気候現象。 平均的に5日間程度の移り変わり期間がある。 そのため気象庁としては、速報値とは別に梅雨明け後に実際の天候経過を考慮して実測値として、公表するとなっています。 ですから、昨年のように近畿
新型コロナウイルスワクチン接種後の発熱
4/22~23に行われた感染症学会での、九州大学の谷先生の口演内容の速報版がでていました。 この新型コロナウイルスワクチンの副反応は、一般的なワクチンに比べ、出現頻度が高い。 そのためワクチン接種後の副反応を抑えるために、解熱鎮痛消炎剤を使う頻度も高く、発熱を認めた場合約80%の
ある日の出来事
昨日はとても珍しい偶然が重なって、土曜日でありながら家族そろってごミサに参加して、帰りに駅のリュリュで夕食を食べて帰りました。 リュリュはカジュアルなパスタ専門店で、わりと昔からある関西地方限定のチェーン店です。 と言っても全部で11店舗ということですから、あまりご存知でない方も
糖尿病による黄斑浮腫と腎機能障害
このタイトルは、福井大学眼科の高村先生の投稿をそのままパクったものです。 糖尿病は病気そのものより、合併症が心配というのはよく聞かされることです。 眼科における網膜症と腎臓の機能障害のための血液透析との関係について、考察された論文です。 日本を含めアジアでは、糖尿病性腎臓病の有病
電気圧力鍋
コンロで使う6ℓの圧力鍋を2つ持っているのですが、だいぶ老朽化してきたので、新しく同じ6ℓの電気圧力鍋を手に入れました。 実物を見ないで、ネットで同じ6ℓなので大して気にせず買ったのですが、想像以上に大きくて、置き場に困っています。 考えてみれば、炊飯器でも圧力をかけて炊く大きめ
白内障点眼薬のカリーユニ
今更の話題なのですが、カリーユニ点眼というのは、白内障予防薬として眼科の中では有名でした。 カタリン点眼の後発品だったということを知ったのは、薬品名変更のお知らせが参天さんから来た時だったので、これもだいぶ遅まきでした。 千寿製薬のカタリンは錠剤を溶かして使うタイプでしたし、大き
開業医の意識・実態基礎調査 2021
月刊保団連という月刊誌を暇つぶしに眺めていると、女性医師・歯科医師が仕事と家事・育児の二重負担に陥っていることが分かったと書かれている特集があり、何々と読んでみました。 昨年の9月に、全国の保険医協会に所属している会員にアンケート調査したものですが、有効回答率は2565 性別は女
白内障の薬物治療について
白内障治療というのは、手術治療しか実際的に役立つものがあるとは言いにくい状態です。 でも何か新しい知見は無いかと、日本白内障学会のサイトを見てみました。 が、やはり残念ながら従来のかなり歴史ある薬物以外の進展は無いようでした。 点眼液は、カリーユニ点眼 カタリン点眼 タチオン点眼
医療機関におけるディーラーさん
眼科は医療器械が多く、色々なメーカーの製品を扱うことになります。 新規の開業時は特に、車業界のサブディーラーに当たる器械やさんが多くのメーカーのパンフレットを持参して、長所短所を具体的に伝授してくれます。 そして不具合発生時には、メーカーさんに直接連絡するよりも医療業界でいうとこ