兵庫県伊丹市宮ノ前1丁目4-8 みやのまち3号館1階
白内障・網膜硝子体・緑内障・涙道・斜視の日帰り手術専門クリニック
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午前9時~12時
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手術 ※日,祝,土曜日午後は休診となります。

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結膜下出血について

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2016/10/10担当:草場 喜一郎
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こんにちは。水曜担当の草場です。今日は体育の日らしく秋晴れが素晴らしい天気になりました。昼夜の寒暖の差が大きくなりました。体調崩しやすい時期ですので、皆さまお気をつけください。

今日は、結膜下出血とういう病気の説明させていただきます。

1)結膜下出血とは?

私たちの目は、中心の黒目(くろめ)とその周りの白目(しろめ)の部分に分かれています。白目はその表面を透明の薄い膜で覆われていますが、これを結膜(けつまく)と呼びます。結膜は粘液を賛成して、目の表面にうるおいをあたえる働きがあります。結膜の中には細い血管がたくさん通っています。結膜下出血とは結膜が何らかの刺激を受けることにより、結膜の血管が破れて白目に出血した結果、白目が赤く塗り壁のような状態になったことです。

 

2)結膜下出血の原因は?

結膜下出血の原因は不明なものも多く、お酒の飲みすぎなどでも起こります。繰り返し結膜下出血を起こす原因には、高血圧、動脈硬化、糖尿病などの全身疾患の可能性もありますので、注意しましょう。

結膜下出血の主な原因

  ・けが(外傷、手術など)

  ・ウイルスによる急性結膜炎(人にうつる場合があります)

  ・全身疾患(高血圧、動脈硬化、糖尿病)

  ・結膜弛緩症(結膜のたるみ)

 

3)結膜下出血の症状

白目が出血により真っ赤になり、外見上は重症に見えますが、通常症状はありません。黒目(角膜)の部分には出血せず、視力にも影響しません。めやに、なみだもでません。時に、ごろごろするかもしれません。

 

4)結膜下出血の治療

  目薬などお薬は必要ありません。再出血しなければ、通常1~2週間で自然に消えて、きれいな白目に戻ります。

  結膜下出血は外見上、重症に見えますが、特に症状もなく何もしないでも白目に戻ります。目が赤い時には

結膜炎など治療が必要な病気の場合もありますので、目が赤い時は眼科受診をしてください。