白内障手術時の細かな心配事
以前にも書いたことがありますが、最近患者さんに相談された細やかな心配ごとについて書きます。 片方の手術が終わった後、術前にしっかりおトイレに行ったにもかかわらず、術中とてもおトイレに行きたくなり、ヤキモキしたということでした。 血圧も上がっていたと思うし、次の手術の時に何か対策は
眼科と関連のある頭痛
頭痛という症状は、腹痛 関節痛 のようにありふれた症状ですが、時に頭痛に眼科の症状が伴った特徴的な病気があります。 目にまつわる症状としては、目の奥に激痛が走り、充血 流涙 眼瞼下垂・浮腫 縮瞳 等ですが、そのため眼科を初診する場合があります。 三叉神経・自立神経性頭痛という分類
ゴールデンウイークの診察日について
ゴールデンウイークの診察日は、例年同様カレンダー通りです。 具体的には4/29(土)昭和の日 休診 4/30(日) 休診 5/1(月)通常通り診察有り 5/2(火)通常通り診察有り 5/3(水)憲法記念日 休診 5/4(木)みどり
グッドフライデー
今日はイースター。 復活祭という方が、私達日本人信者にはなじみがありますが、カトリック教会の中では一番の祝日です。 一般に、他人との垣根が低くて、人懐こいと思われている関西人ですが、関西から関東にしばし移住していた私の実体験からは、関東の方も私達関西人に対してフレンドリーでした。
抗ヒスタミン薬(内服)
今年は予想通り花粉症が近年より強いせいか、内服を希望する人が多い気がします。 通常アレルギー性結膜炎に対しては、内服薬より点眼薬の方が良く効く為、目の症状だけの場合は殆ど内服薬を出さなくても軽快します。 ただ4月頭の今頃は、スギ花粉のピークは過ぎているものの、ヒノキ花粉の最盛期に
新人ORTの入職
4月に入り、新年度が始まりました。 宮の前眼科にも、新人の視能訓練士(ORT)が入職しました。 新卒ですので、とても若くスタッフの平均年齢が上がりがちな当院では、稀有な存在です。 現スタッフの名誉のために書いておきますが、平均年齢が高いのは当院設立時から、本当に本当に長い勤務歴の
花粉ー食物アレルギー症候群(PFAS)
花粉症のある人が、主に生で食べる果物や生野菜を口にすると、唇が腫れたり、口やのどの粘膜が痒かったり、イガイガした不快感を感じる症状のことを、PFAS(花粉ー食物アレルギー症候群)といいます。 食物中に、花粉中のアレルゲンとよく似た構造のものが含まれるからですが、症状は主に口内 咽
異業種交流しない会
昨日は久しぶりのお客様が来られました。 全くの異業種ですが、いつも精力的にかつ能率的に生きようと、一生懸命な感じが全身にあふれています。 少しの時間差で、もう一人来られましたが、こちらはそもそもしゃべり方がのんびりしていて、能率的であることはあまり眼中にないようです。 医者という
バナナを二日に一本?
長いお付き合いの患者さんから、血液検査でカリウムが高いことから、バナナを二日に一本にするように指導されたというお話を聞きました。 バナナは母もそうでしたが、手軽に食べられるし、小腹も満たされるので、高齢者は好んで食べる食品だと思います。 その方は、お一人住まいで、一房4本ぐらいつ
老化の速度
生物学的な老化の速度は、生活習慣・遺伝・環境等によって変化すると言われています。 老化の危険因子との関連を統計的な処理をして、上海交通大学のLijie Kong先生が発表された結果のサマリーが載っていたので、ちょっと興味本位にのぞいてみました。 母集団は、欧州の最大100万人を対