新型コロナウイルス蔓延下の急性心筋梗塞
今回は畑違いの心筋梗塞の話題です。 皆さんは、眼科の病気以上に心筋梗塞のことはよくご存知でしょうが、その治療については、日本は世界に誇る結果を残しているそうです。 以下は、日本心血管PCI治療学会理事長の伊刈 裕二先生の書かれたペーパーからの抜粋です。 急性心筋梗塞の治療は、発症
白内障手術と緑内障
緑内障があっても白内障の手術を受けることができるのかと、聞かれることがあります。 基本的に、白内障手術を受けることができるかどうか、という決定に緑内障の有無は関係ありません。 ただ、緑内障の治療薬の中で、白内障の術後には使用が禁忌となっている薬にエイベリスという比較的新しい点眼薬
黄斑上膜
人間ドックで異常を指摘されて眼科に精密検査で来院する方の中で、一番多いのは視神経乳頭陥凹拡大(緑内障疑い) その次は漠然とした視力低下 そして黄斑部異常。 視神経乳頭陥凹拡大や黄斑部異常が指摘されるのは、健診の際に眼底カメラで写真を撮ることが多く、写真判定で引っかかりやすいからで
白内障手術についてー後発白内障
後発白内障は、病名として紛らわしいのですが、白内障の手術後一旦視力が回復したにもかかわらず、再びかすんだ見え方 視力低下に陥った状態をいいます。 まるでもう一度白内障になったような気がすると言われる方もいます。 これは、一昔前のような人工水晶体を入れない白内障手術のときには、水晶
近視のマネジメント
国内のほとんどの眼科医が所属する日本眼科医会が、月刊で出版し会員全員に配布される日本の眼科という雑誌の、今月の特集は、近視のマネジメントという話題でした。 学術誌というより、国内の眼科医全員がある程度おなじコンセンサスのもと、日々診察できるようにという意図で作られていると考えてい
コロナワクチン個別接種の終了
早いもので、9/28をもって伊丹市においては予定通り、新型コロナワクチンの医療機関における個別接種は終了しました。 当院も当初より協力医療機関として登録し、事故もなく無事終了できたことを嬉しく思っています。 何より誇りに思っていることは、一回分の無駄もなく、廃棄0本だったことです
白内障手術のタイミングの難しさ
またこの話?と思う方もおられると思いますが、実は手術が必要な患者さんの多くの方の関心事は、いつ思い切ろうかということではないかと思います。 白内障手術を受ける方の多くは、70代 当院はもう少し高齢の80代以上の方も多い気がします。 60代以下の若い世代の方は、手術を受けることに対
懐かしのミートボール
先日の連休に、久しぶりに納戸の整頓をしたところ、昔懐かしい小林カツ代さんの料理本がたくさんでてきました。 私が料理をギブアップしないですんだのは、小林さんの単純明快なレシピ そしてお母さんが教えてくれるような語りかけてくれるような文章が、新米主婦に嬉しかったからです。 母は専業主
来年2月の前沢先生の外来・手術日の変更について
とても先のお話ですが前沢先生の来年2月の外院・手術日の変更についてです。 前沢先生の手術を希望される方は、かなり前から予定される方が多いため、すでに決まっている予定につきましては、随時お伝えします。 2022年2月は本来の予定日が、建国記念日の祝日と重なるため、 2/11→2/2
秋の花粉症 2021
昨年も秋の花粉症という題で、今位にこのブログで症状や予防について書いていますので、読んでみて頂きたいのですが、コロナの影響でマスク生活のため、例年より少しマシかもしれないといったことを、書いています。 今年もあまりコロナの状況は変わりませんが、花粉症については、今年はすでに痒みを