兵庫県伊丹市宮ノ前1丁目4-8 みやのまち3号館1階
白内障・網膜硝子体・緑内障・涙道・斜視の日帰り手術専門クリニック
診療曜日・時間
午前9時~12時
午後13時~
午後15時~19時

手術 ※日,祝,土曜日午後は休診となります。

MIYANOMAE EYE CLINIC pc_image
MIYANOMAE EYE CLINIC tb_image
結膜下出血 | 伊丹市の眼科|宮の前眼科|白内障手術・硝子体手術・斜視手術

結膜下出血

home > ブログ > 病気 > 角膜・結膜の病気
2020/12/20担当:山本 洋子
703

目が真っ赤になって、まさに目から血がでていると心配になって来院される患者さんは、多いです。

 

見た目のインパクトが強く、また量が多いと赤を通り越して、黒っぽく見えることもあり、鏡を見てたまたま自分で気づくか、他人に指摘されて来院ということになります。

 

ということは、どんなに面積が広がっていて量が多く見えても、視力が下がったり、強い痛みがあることはまずないので、まずその場合は慌てず落ち着いてください。

 

私も中学生の時、クラスメートが真っ赤な目をして学校に来た時のことは、よく覚えています。

 

痛くないの?と何人にも話しかけられて、その人はちょっとうんざり顔でした。

 

ただ、先日、もともと結膜弛緩症がありスペースが広がっているところに、かなり大量の出血があったため、下眼瞼から出血を伴った結膜がはみ出しており、かなりご本人は心配で来院されました。

 

それはもっともなことで、必ず吸収するとはいえ、はみ出した部分が破裂するのではないかと戸惑っておられました。

 

軟膏を入れ、清潔なガーゼを当てて、数日後にはだいぶ吸収していました。

 

そういった場合でも特に強く打撲してなったわけではなく、思い当たる原因はないし余病はないとのことです。

 

結膜下出血のように、結膜がのっぺり赤いということは、かえって重い病気のことは少なく、それより 痛い かゆい かすむ といった自覚症状がある場合は、あまり赤くなくても、もっと大きな病気が隠れていることがあるので、我慢せずにご来院ください。