白内障手術の相談ーただし愛犬のー
先日宮の前眼科の近くを、せかせか歩いていますと、愛犬を連れて散歩中の患者さんに呼びかけられました。そのお連れのワンちゃんが、獣医さんから白内障の診断が下され、全身麻酔下で、人工水晶体を挿入する手術を勧められたけど心配、というご相談。生憎私はペットを飼ったことは、生涯一度もなく初耳
救急車での来院
数日前救急車で来院された方がありました。病名は結膜下出血。以前草場先生がこのブログで書かれていますので、読んでみていただくといいと思いますが、基本的には、救急性があることはまずない病気です。見た目には白目が真っ赤になりますが、痛くも痒くもなく、もちろん視力にも影響することはありま
学校での色覚検査
私が子供の頃は、学校で色覚検査をするのは当たり前のことでした。それは、昭和33年に制定された学校保健法により、毎年1回色覚検査をするように定められていたからです。昭和44年に、小1・4 中1 高1にのみ定期健診、平成5年に進学調査票から色覚の項目削除。平成7年 小4のみに定期健診
白内障の自覚症状
先日1年ぶりに来院された患者さんに「白内障の手術を受けた友達がこの頃周りに増えてきたんだけど、どんな症状が出るんですか?自分は視力はバッチリだし、全然前と変わっていないんだけど、後学のために教えてください。」と尋ねられました。その方は、矯正視力0.7ぐらいで、1年前は0.9 10
新年明けましておめでとうございます
2017年が皆様にとりまして、平和と喜びに満ちた年となりますように。新しい年をこのブログでお祝いできることを嬉しく思っています。何でも新しいもの、例えば買ってきたばかりの本 文房具 新車 新築の家を使い始めるときというのは、嬉しいながらもちょっとした緊張感があると思います。私も新
クリスマスキャロル
クリスマスおめでとうございます。といっても大概のクリスチャンではない皆様にとっては、昨日のパーティー疲れの朝か、特に普段と変わらない朝をお迎えのことと思います。クリスマスキャロルのお話をしたいのですが、切ない感じの稲垣潤一の歌ではなく、イギリスの19世紀の文豪チャールズ・ディケン
2017年の花粉症予想
花粉症がある方には、うんざりなお話かもしれませんが、製薬会社からの情報がありましたので、皆さんとシェアしたいと思います。来年のスギ・ヒノキの花粉飛散量は、西日本と東日本で大分違うようです。患者さんにとって警戒レベルは、1平方cm当たり2000個だそうですが、全国平均でも5000個
木の根っこ
今年の宮の前眼科は、職員の出入りの多い年でした。残るべき人が残り、出て行くべき人が出て行ったというのが、今の私の実感です。子供が木のお絵かきをするときの典型的な形というのは、どなたも想像できると思いますが、実は地上の樹木以上に、根っこというのはとても個性的で、二つと同じ形は無いそ
糖尿病と目
糖尿病(2型)はかなりありふれた病気で、目とも関係が深いということは、とても有名なことと思っていましたが、意外とそうでもないような気がします。なぜなら最近立て続けに、糖尿病性網膜症のかなり進んだ患者さんが来られたからです。糖尿病の罹患率は、50歳以上の人の10%。予備軍を含むと2
年末年始のお休みのお知らせ
誠に勝手ながら12月29日(木)〜1月4日(水)まで休診とさせていただきます。鄭先生は12月22日休診です。年内の最終日は鄭先生 12月15日野宗先生 12月16日草場先生 12月28日前沢先生 12月 9日私 山本は木曜 日曜 祭日を除き28日まで外来にでています。以上宜