兵庫県伊丹市宮ノ前1丁目4-8 みやのまち3号館1階
白内障・網膜硝子体・緑内障・涙道・斜視の日帰り手術専門クリニック
診療曜日・時間
午前9時~12時
午後13時~
午後15時~19時

手術 ※日,祝,土曜日午後は休診となります。

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野宗研志 | 担当医 | ページ4 | ブログ | 伊丹市の眼科|宮の前眼科|白内障手術・硝子体手術・斜視手術

当院の医師達が目に関するお役立ち情報や新着情報を発信しています。

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涙のはなし〜Part 2

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本日も前回の続き、涙についてのお話です。まずは涙が多くて困るパターンです。「涙があふれる」「目がうるむ」などの症状で眼科に来られる患者さんは多くおられます。このような症状の方では、実際に診察してみると涙がたくさん本当にあふれ出てしまっている場合と、実は患者さん本人の自覚症状として


涙のはなし〜Part 1

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さて、本日は涙について話をしたいと思います。そもそも涙というものには色々な役目があります。例えば眼球の表面にある角膜や結膜は粘膜の一種なのですが、粘膜というのは皮膚とは違って乾燥には弱いため、涙にはそれを保湿するという働きがあります。また、涙の成分はただの水分ではなく、油分や粘液


眼瞼下垂について〜Part2

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前回に引き続き、本日は眼瞼下垂の治療についてのお話です。まず年齢によって皮膚がたるんで眼瞼下垂になっている場合ですが、手術によって余った皮膚を適度に切除することで治すことができます。手術は15分程度と短時間ですし、通常、傷は皮膚のしわに沿うようにデザインして切開しますので手術後に


眼瞼下垂について Part 1

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さて、今回は「眼瞼下垂」についてのお話です。眼瞼下垂は最近ではテレビなどでも紹介されることが増えていますが、その名の通り眼瞼(まぶた)が下垂(下がる)病気です。眼瞼下垂は様々な原因によって起こることがありますが、最も多いのは加齢に伴って起こる眼瞼下垂です。また、眼瞼下垂には二つの


近視についての話題

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本日は近視についてのお話です。以前に前沢先生のブログでも詳しく解説してもらっていますが、たまたま眼科のとある学会に参加しまして、慶應義塾大学眼科の坪田教授の近視についての最新の話を聞いてきました。とても興味深い話でしたので、皆様にも少し紹介したいと思います。近年、近視の低年齢化が


網膜剥離について〜Part 7

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さて今回は網膜剥離の手術後の経過や注意点などについての説明になります。網膜剥離の手術には「網膜復位術」と「硝子体手術」の大きく2通りがあることは以前のブログで説明しましたが、術式によって手術後の経過や注意点も若干異なります。まず網膜復位術では一般的に眼内にガスを注入しないことが多


網膜剥離について〜Part 6

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それでは前回に引き続き、網膜剥離に対するもう一つの手術法である「硝子体手術」について解説します。前回説明した網膜復位術は眼球の外側から手術するのに対して、この硝子体手術は眼球の内側からアプローチする手術です。また網膜復位術が若年の網膜剥離に対してよく行われるのに対し、硝子体手術は


網膜剥離について〜Part5

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本日は網膜剥離の手術について解説しようと思います。網膜剥離の治療として広く行われている手術法には、大きく分けて2種類あります。一つは主に眼球の外側からアプローチして治す「網膜復位術」、もう一つは眼球の内側から治す「硝子体手術」です。本日はまず一つ目の「網膜復位術」について説明しま


網膜剥離について〜Part 4

2017/05/19担当 : 野宗研志
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さて今回は網膜剥離の治療法についてお話したいと思います。一般的に、治療法には大きく分けて二つあります。すなわち「レーザー治療」と「手術」です。簡単に言うと軽症の場合にはレーザー、重症の場合には手術を選択することになります。まずはレーザー治療についてですが、これは網膜剥離の範囲が狭


網膜剥離について〜Part3

2017/05/05担当 : 野宗研志
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さて今回は網膜剥離の症状についてお話したいと思います。前回のブログで説明しましたが、網膜剥離が起こるにはまず「網膜裂孔」の発生というものがあります。この網膜裂孔が発生する時、最もよく起こる症状に「飛蚊症」があります。「飛蚊症」とは小さい黒っぽい影が視界に見える症状のことで、あたか