兵庫県伊丹市宮ノ前1丁目4-8 みやのまち3号館1階
白内障・網膜硝子体・緑内障・涙道・斜視の日帰り手術専門クリニック
診療曜日・時間
午前9時~12時
午後13時~
午後15時~19時

手術 ※日,祝,土曜日午後は休診となります。

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野宗研志 | 担当医 | ページ2 | ブログ | 伊丹市の眼科|宮の前眼科|白内障手術・硝子体手術・斜視手術

当院の医師達が目に関するお役立ち情報や新着情報を発信しています。

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網膜静脈閉塞症について〜Part 1

2018/07/29担当 : 野宗研志
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さて今回は網膜静脈閉塞症という疾患について解説します。この疾患は網膜にある静脈に血栓ができることにより、血流障害が生じるものですが、より太い静脈に起こる「網膜中心静脈閉塞症」と細い静脈に起こる「網膜静脈分枝閉塞症」とがあります。前者がより重症ですが、後者であっても視力がかなり低下


糖尿病と目のはなし〜Part 4

2018/07/06担当 : 野宗研志
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さて今回は糖尿病網膜症以外の目の合併症について解説しようと思います。まず代表的なものには白内障があります。白内障によって視力が低下するなどした場合、通常の白内障と同じように手術によって治療が可能です。また糖尿病によって末梢神経障害が起こると、それが目の動きに関わる神経に起こった場


糖尿病と目のはなし〜Part 3

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今回は「糖尿病網膜症」のお話になります。前回少し説明しましたが、糖尿病に伴って網膜に異常をきたしたものが網膜症と呼ばれます。網膜血管が糖尿病によって障害されると、まず点状出血と言ってごく小さな出血班が出たり、硬性白斑と呼ばれる蛋白質や脂肪分が血管からしみ出たりしてきます。初期のも


糖尿病と目のはなし〜Part 2

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今回はさらに糖尿病の目の合併症について詳しく述べてゆきたいと思います。糖尿病は血糖値が高くなることによって色々と身体に障害を及ぼす病気であることは皆さんある程度ご存知のことかと思います。通常、食事をしたら血糖値は上がりますが、膵臓で作られるインスリンというホルモンの働きによって血


糖尿病と目のはなし〜Part 1

2018/05/26担当 : 野宗研志
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今回からはしばらく糖尿病と目の病気の話について解説しようかと思います。糖尿病は血糖値が上昇することによって全身に様々な障害を引き起こす病気です。現在、日本における糖尿病の患者数は1000万人を超えるとも言われており、これは実に国民の約10人に1人が糖尿病ということになります。そし


黄斑前膜について〜Part 3

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今回は前回までに引き続き黄斑前膜の手術についての説明です。手術は硝子体手術、すなわち目の中の硝子体を切除し、さらに先が非常に細い鑷子(極細のピンセットみたいな器具です)を使用して網膜をできるだけ傷つけないように黄斑に張り付いた膜をめくり取る手術を行います。眼科のあらゆる手術の中で


黄斑前膜について〜Part 2

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さて前回に引き続き黄斑前膜についての解説です。黄斑前膜は初期のものでは自覚症状はほとんどありません。進行しますと膜がぶ厚くなっていったり、膜が縮んで網膜にシワができていったり、さらには網膜を引っ張って網膜が腫れてくるなどしてゆきます。症状としては視力の低下や物がゆがんで見える、物


黄斑前膜について〜Part 1

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個人的に花粉症の辛い季節となりました。みなさんは大丈夫ですか?さて今回からは網膜の疾患についての話で、「黄斑前膜」について解説します。この病気は網膜のうち視力に最も大切な中心部分である「黄斑」に起こるもので、その表面に膜組織が形成されることによって視力が障害される病気です。黄斑と


着色と非着色眼内レンズについて〜Part2

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前回に続き今回は着色眼内レンズについて解説します。この着色レンズは非着色レンズとは異なり、通常は薄い黄色が入っている眼内レンズです。可視光線には波長というものが色々あり、短い波長のものが紫や青、また長い波長のものが赤色になります。このうち特に短い波長の可視光線である紫色や青色は実


着色と非着色眼内レンズについて〜Part 1

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寒い日が続いていましたが、ようやく少し過ごしやすい気温になって来たように思います。でもこれからの季節は花粉が飛びはじめるので、個人的にはアレルギーが辛い季節の予感がしています。さて今回は白内障で使用する眼内レンズについての豆知識をお話します。前回までは多焦点の話を詳しく述べました